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『M3GAN 2.0』初映像が公開 ─ 前作から2年後が舞台、恐怖のAI人形ダンス再び

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新感覚ホラー映画『M3GAN/ミーガン』の続編『M3GAN 2.0(原題)より、初となるティザーが到着した。映像のトーンは静かながらも、不気味さとパワフルさが増した仕上がりとなっている。

現地時間2025年2月2日に開催されたグラミー賞の放送中に初お目見えとなった本映像。グラミー賞にて最優秀新人賞を受賞したチャペル・ローンの楽曲「Femininomenon」をBGMに、ヒールの足元がこちらにゆっくりと近寄ってくる。

「6月27日に、このビッチが帰ってくる」のタイトルバックとともに、M3GANの全身シルエットが映し出される。前作でTikTokを中心に大きなバズを巻き起こしたあのダンスを再現するM3GAN。「会いたかった?」と尋ね、ぎこちなくウィンクしてみせる。前作から顔の造作や等身のバランスに少しアップデートが加えられたようだ。

前作『M3GAN』は、おもちゃメーカーの研究者ジェマ(アリソン・ウィリアムズ)が、交通事故で両親を亡くした9歳の姪ケイディ(ヴァイオレット・マッグロウ)のために、研究段階のAI人形・M3GAN(ミーガン)を与えたことから巻き起こる不可思議な出来事や事件を描いた。

続編『M3GAN 2.0』の舞台は前作より2年後、ジェマは著名な作家となり、政府によるAIの監視を提唱している。姪のケイディは14歳、ジェマの過保護なルールに反抗するティーンエージャーになっていた。その背後では、M3GANの技術が盗まれ、命令に断固として抵抗するAI兵器”アメリア”を開発する防衛システム請負業者に悪用されていたのだった。ジェマはアメリアに対抗して人類を救うため、M3GANにアップグレードを施して復活させなければならない……。

米公開からほどなくしてされた続編『M3GAN 2.0』は、AIの世界をさらにもっと探ることになるだろうと製作のジェームズ・ワンがかねてから言及していた。2024年7月に撮影がし、ウィリアムズとマッグロウ、コール役のブライアン・ジョーダン・アルバレス、テス役のジェン・ヴァン・エップスが続投。新キャストに『シュガーベイビー』(2018)「エンライテンド」(2011-2013)などのティム・シャープ、コメディアンのアリストレス・アタリ、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)のジェマイン・クレメント、「スター・ウォーズ:アソーカ」(2023)のイヴァンナ・ザクノがジョインしている。ジェラルド・ジョンストンが監督で復帰し、第1作のアケラ・クーパーと共同で脚本も手掛ける。

『M3GAN』シリーズは、続編のほかにスピンオフ映画ソウルメイト(原題:SOULM8TE)が進行中。「ザ・ボーイズ」(2019-)ヴィクトリア・ニューマン役のクラウディア・ドゥーミットの出演が決定しており、「かなり際どい」となるとのこと。フランチャイズの今後の方向性にも注目したい。

『M3GAN 2.0(原題)』は2025年6月27日に米国にて公開。

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