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常盤公園 プレイパーク 定期開催に 昔遊びやたき火体験も

タウンニュース

ロープを使って綱引きをする子どもたち

常盤公園(常盤台42)の自由広場で4月20日、ときわ公園プレイパークが実施された。

プレイパークは、横浜市こども青少年局とみどり環境局が協働で実施する事業で、子どもたちが自由に遊び、自分の興味や関心に合わせた遊びを創造できる冒険遊びの場。実施日には、地域との連携をはじめ事故予防の危機管理や遊びの仕掛けを作るなどの役割を担うプレイリーダーが常駐する。市内23カ所で実施されており、保土ケ谷区内では唯一の「ほどがや公園プレイパーク」が数年前に閉園していた。

常盤公園では2023年度と24年度に「NPO法人横浜にプレイパークを創ろうネットワーク」が主催し、同公園でのプレイパーク定期開催を目指すボランティア団体「わいがやPLAY」と常盤台コミュニティハウスが協力して「常盤公園1日プレイパーク」を不定期開催してきた。

今年度からは、わいがやPLAY(飯室惠理代表)の主催で定期開催に移行した。開催日は毎月第3日曜日で午前10時から午後3時まで(雨天中止)。子どもから大人まで誰でも参加が可能で、時間内であれば自分の好きな時間に来て好きな時間に帰ることができる。

定期開催初日となった20日のプレイパークでは、実施前に運営スタッフが安全点検を実施。「笹が刺さると痛いのではないか」「柵のロープに引っかりそう」といった危険予測をしたほか、「枯れ葉の上を段ボールで滑る」「葉っぱプールで魚釣りや宝探し」など遊びのアイデアを出し合った。

コマ回しやけん玉などの昔遊び、ロープ遊具、シャボン玉などの遊びが楽しめるプレイパークでは火気の取り扱いが禁止されている公園内でたき火体験ができる点が特徴だ。子どもたちは公園内の枯れ枝を集めて協力しながら火起こしをしていた。持参したマシュマロやおにぎりのほか、ウインナーなどを思いおもいに焼いて食べた。また、新品のロープを使用した綱引きなどを楽しんだ。

飯室代表は「人気の高いたき火体験は、火が危ないということを子どもたちに教える意味もある。カブトムシは買うものと思っている子もいると聞く。私たちが幼少期にしてきた体験を今の子どもたちに経験してもらい、1つひとつ経験を重ねてほしい。また、顔が見える関係性を築くことができる地域の多世代交流の場として多くの人に親しまれるプレイパークになっていけたらと思う」と話した。

たき火体験の様子

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