北九州市立大学「スポーツを通じた地域活性化」推進の連携プロジェクトを開始【北九州市小倉南区】
北九州市立大学の地域創生学群「コミュニティスポーツ実習」は、2024年度から「北九州ウォーキング協会」と「北九州市レクリエーション協会」の2つの団体と連携し、北九州市の住民の健康づくりと、スポーツを通じた地域活性化に寄与する活動をしています。
地域創生学群はまちづくり団体や福祉施設、スポーツイベントなど現場での学びから、実社会で求められる課題発見力や企画立案能力などを養成することを目的に、1年次から実際に地域で実習活動を実施しているといいます。
北九州市は政令指定都市の中でトップクラスの高齢化率
北九州市は政令指定都市の中でもトップクラスの高齢化率であり、「生涯スポーツ社会の実現」が課題として挙げられているほか、急速な高齢化に伴い「地域コミュニティの希薄化」という新たな課題も浮き彫りになっています。
「コミュニティスポーツ実習」では、これらの2つの課題の解決のために、地域内での関わりや人と人とのつながりが不可欠と考え、北九州市の目指す「生涯スポーツ社会の実現」とともに、今年度の目標を「スポーツを通じた多世代交流の創出」に設定。
スポーツがより多くの人にとって身近なものとなり、人と人とをつなぐ新しいコミュニティツールとしての確立を目指し活動しています。
大学生の視点でウォーキングやニュースポーツのイベントを企画
学生らはウォーキングイベントの企画・運営補助、ニュースポーツやオリジナルスポーツを活用したイベントの開催・運営補助を行い、北九州市の住民により多くの運動機会を創出することで、北九州市が目指す「生涯スポーツ社会」に寄与し、より強固なコミュニティづくりを目指しています。
具体的には、大学生の視点を活かし、スポーツを活用した北九州市の地域課題の解決や、勝敗にとらわれないスポーツの新たな価値の創造、ニュースポーツの考案を通じて住民の身近な所にスポーツが寄り添い合うような社会を創り出くことを考えているそうです。
詳細は、北九州市立大学地域創生学群のホームページで確認できます。
※2024年7月29日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)