【2400円】人生で初めてお高い「枕カバー」を使ってみた / 今治タオルで作ったカバーの実力はいかに
突然だが、みなさんはどんな枕カバーを使っているだろうか。人それぞれだと思われるが、きっとお金をかけている人はそう多くないはず。
こういうのも、シーツを買った時点で最初からついているケースがほとんどだから。実際、筆者(私)は枕カバーについて深く考えたことがなかった。だがしかし……!
・Amazonで購入
先日、強風の日に洗濯して干していたら飛ばされてしまったからさぁ大変。とりあえずバスタオルで応急処置して寝たものの、新しい枕カバーを強制的に買わなければいけなくなった。
特にこだわりもないし何でもいいや……とも思ったが、そういえば人生でイイ枕カバーを使ったことは一度もない。そこで、物は試しでAmazonを探したのだった。
そしていろいろあるなかでも、特に気になったのが「昭和30年創業の老舗」が作ったオリジナル「今治タオル枕カバー」。今治タオルの枕カバーなんてあるのかと驚いたことに加え、評判もかなりイイのでこれに決めた。
値段は2399円(購入時点)で、色は7種類あるうちからブルーグレーを選んだ。
・枕カバーの詳細
それでは、さっそく使ってみたい。綿100%でメイドインジャパン、その実力はいかに!
サイズは43x63cm。肌触りはまさしくタオルで気持ちいい。
中の方はこんな感じ。封筒式でファスナーとかついておらず、枕を入れてセットするだけなので扱いが楽だ。
これまで枕カバーはペラッペラばかりを使ってきただけに、「今治タオル枕カバー」はとにかくしっかりしている印象を受ける。とりあえず枕に頭を乗っけてみると……ふむ。
上を向いて寝ると、後頭部で感じるのは髪だからあまりよく分からない。ダイレクトに肌が触れる面も広くないし、枕としての感触もまぁ普通な気もする……と思いきや!!!!
・変化と問題点
実力を感じ取ったのはここから。なかなかどうしてぐっすり眠れるようになったのである。なんというか、より深くに……ズゥーーーーンと沈むような感覚で寝られていると表現したらいいだろうか。
また、眠りの深さも実感。このところ夜中に起きることが増えたり朝早く目覚めたり(←ジジイかよ)していたのが、「今治タオル枕カバー」にしてからというもの気づいたら朝になっている。
水分の吸い方、寝返りで肌が枕カバーに触れたときの気持ちよさ……何が理由かいまだに分かっていないけど、いい眠りにいざなってくれているのは確か。軽い気持ちで買ったのに、ぐっすり眠れているのは素直に嬉しい。
問題点としては乾きにくさか。今の時期はまだ問題ないが、冬だと1日干す必要がありそうな気配がする。
あとは寝過ぎてしまうことも地味に問題。目覚まし前にばかり起きていたのが、今じゃ目覚ましで起きるサイクルになってしまっているのだ。
──てな感じで、あくまで個人的な感想ではあるが、実際に使ってみて満足いく結果を得られている「今治タオル枕カバー」。安くはないけども、タオルの生地が好きな人ならきっと気に入るだろう。
それにしても、今治タオル生地の枕カバーがあるなんて思わなかった。世の中、まだまだ知らないことだらけである。
参考リンク:Amazon
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.