北上展勝地さくらまつり!現地リポート2025
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み1日イチ「へぇ~」なトピックスを。 新進気鋭のコラムニスト、ジェーンスーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
東京では、桜の見頃は終わってしまいましたがまだまだ桜を満喫したい! そんな方におすすめなのが、
サニー小笠原の出身地、岩手県北上市にある「北上展勝地 さくらまつり」!
昨年もこの時期に北上在住の私の兄ナオヤの現地レポートをお届けしましたが、今年もやります!
改めて「北上展勝地」とは
北上川の河畔にあって、東北有数の桜の名所として知られ、「さくらの名所100選」「みちのく三大桜名所」に数えられています。
珊瑚橋から2キロにわたる桜並木の他にも、およそ150種の様々な桜が、展勝地公園内293ヘクタールに1万本あると言われ、4月に咲き始めるソメイヨシノから5月上旬のカスミザクラまで美しさを競います。
北上展勝地さくらまつりとは?
4月9日から4月29日まで開催されるお祭りで、日本全国から訪れる大勢の花見客で賑わいます。
期間中は、北上川上空を鮮やかなこいのぼりが泳ぎ、満開の桜並木をノスタルジックな雰囲気たっぷりの観光馬車が走ります。また夜には、美しくライトアップされた桜並木が川面に映し出されます。
今年は、観光遊覧船は中止。
なぜ、桜の名所となったのか?
大正時代に桜が植えられる以前から県下一の名勝ではあったものの、当時付近の山の木は乱伐され、荒廃するままになっていました。このままではいけない!という危惧から行われたのが桜の植樹であり、ここを国家的名勝にしようとしたのです。北上川の洪水の被害等に見舞われましたが90年近くの間、地域住民に支えられ現在のような桜の名所となっています
予想では、先週、1112日あたりが開花の予想だったんですが
実際のところどうなっているのか、現地の様子知りたいですよね?
ということで、今年もこの方とお電話つながっています!!
今回は、小笠原さんの兄ナオヤさんに電話を繋ぎまして、今の「北上展勝地さくらまつり」の様子を聞いてみました。
Q 現在の岩手のお天気は?
→あいにくの雨模様。
Q 展勝地の桜は? 満開?
→少し咲いているが、まだ満開とまではいかない。週末が見頃になりそう。
Q 「北上展勝地 さくらまつり」の見どころは?
→毎朝臼と杵でつく名物の「展勝地もち」も購入できる。屋台もたくさん出ているのでお花見をしながらグルメも楽しむことができます。
Q 今年は何やら新しいトピックスも?
→人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターをモチーフにした遊具で遊べる公園「イシツブテ公園」(岩手県2園目)が開園!5月3日(土)まで「Pokémon GO」との連携もあるそうです!
「北上展勝地さくらまつり」へのアクセスは
東京駅からだと、東北新幹線で北上駅で降りて車で10分ほど。
(東北新幹線はやぶさでおよそ2時間30分、やまびこでおよそ3時間)
今年、まだ桜を見れていない! 東京以外でも桜を見てみたい!という方はぜひ、「北上展勝地 さくらまつり」に行ってみてはいかがでしょうか?
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)