【焼津・カルマカフェ】屋上農園で作った野菜カレーを異国情緒あふれる空間で
静岡・焼津市にある「カルマカフェ」では、インドやタイで長年過ごした夫婦が営む異国情緒あふれる空間で、夏野菜のシシトウをふんだんに使ったスパイシーなココナッツカレーが楽しめます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ異国情緒あふれるヘルシーカフェ
焼津市役所すぐ北側にある「カルマカフェ」。
パラソルや緑がある外観は個性的で、広いヨガスタジオも併設したカフェです。
異国情緒あふれる雰囲気も、インドやタイで長年過ごした夫婦が営んでいると聞けば納得です。
現地で培った知識をもとにした体に優しくヘルシーなメニューは、女性を中心に人気を集めています。
「キッシュセット(1200円)」は、キッシュとライス、デリ数種がセットになっています。
スパイスとシシトウの調和「焼き野菜たっぷりカレー」
看板メニューは「焼き野菜たっぷりカレー(1200円)」。
本場インドのスパイスが効いたココナッツカレーに彩り豊かな旬野菜がたっぷりトッピングされています。
このカレーの特徴は、まろやかな口当たりでありながら、後から効いてくるスパイスと刻んだシシトウの苦みが食欲をそそるところです。
野菜は8~10種類ぐらい入っています。
弱火でじっくりと塩を振って焼き上げることで、野菜本来のおいしさを引き出しています。
スパイスを調和させるコリアンダー
スパイスは、よくインドに行くというオーナーの東出シラール紀子さんが自ら仕入れてくるスパイスです。
主に5種類、クミン、マスタードシード、ターメリック、チリパウダーも少し、そしてコリアンダー。
カルマカフェ オーナー・東出シラール紀子さん:
そしてコリアンダー(パクチー)の粉がたくさん入っています。コリアンダーがスパイスを調和してくれます。そのおかげで長く煮込まなくてもスパイスのおかげでうま味がでます
乾燥していない新鮮なスパイスを選んでいるそうです。
自家栽培の新鮮野菜 シシトウはひと鍋に60本!
ほろ苦さの味のアクセントとなっているのが、夏の旬野菜である「シシトウ」。
ピーマンの仲間で7月から8月にかけて旬を迎え、その特有の香りとほのかな苦みがさまざまな料理の味を引き立てます。
ルーに丁寧に刻んだシシトウのみじん切りが入っています。
カルマカフェ オーナー・東出シラール紀子さん:
本当はインドだったら青トウガラシになります。日本人には辛すぎて食べられないのでシシトウにしています
カルマカフェでは、3階の屋上に家庭菜園を設け、オーガニックで使用する野菜の一部を自家栽培しています。
特にカレーを1回鍋で煮込むごとにシシトウを60本も使用するというこだわりよう。
ひたすら収穫して、みじん切りにしたシシトウがタマネギと半々の割合で入っているそうです。
おいしさのポイントは、スパイスに合わせるトマトペースト。
自家栽培のフレッシュなものを使うので、ジューシーで酸味もしっかりと残り、さっぱりとした爽やかなカレーに仕上がっています。
ごはんは玄米・雑穀米が選べます
ごはんは見た目が2色です。玄米と雑穀米がハーフ&ハーフになっているからです。
少し歯応えもあり、もっちりした食感が特徴的でした。お好みで玄米か雑穀米かは選べます。
カルマカフェのカレーは、辛いのが得意ではない子供でも食べられそうです。
併設スタジオのヨガ体験は飛び込みでも参加可能なので、体に優しいカレーと一緒にヨガも体験してみてはいかがでしょうか。
■店名 カルマカフェ
■住所 静岡県焼津市本町2-16-45
■営業時間 月7:00~17:00
水~土10:30~17:00
日9:00~17:00
■定休 火
■問合せ 054-631-5103
■駐車場 9台
※この記事は2025年7月26日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。