「広島の歩き方」vol.8後編 | 呉の有名パン店「メロンパン本店」の人気商品をご紹介 | 漫画『クローズ』作者監修のカフェも登場
海外160の国と地域で発行されている『地球の歩き方』。その広島版が今年仲間入り!
小嶋沙耶香アナウンサーがこの本を片手に広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。
前回に引き続き、「メロンパン 本店」を目指し歩きます。
・前回記事:https://hread.home-tv.co.jp/post-458512/
【小谷モータース / 喫茶セニドクロ 壱号店】
メロンパン 本店を目指す途中にインパクトのある建物を発見。
しかし、建物の中にいるワンちゃんにほえられてしまいます……。
すると、お店の人が出てきてくださいました。
カスタムバイクと車、バイクの買取をしているという「小谷モータース」。
バイクなどの整備を行う「ピット」でほえていたのが、秋田犬の魔裟斗くん(まーくんと呼ばれているそう)。
社長の息子さんの顔が秋田犬にそっくりなことから飼い始めたんだとか。
その息子さんは、今年プロデビューしたK-1ファイター。
建物の2階は「喫茶 セニドクロ」という、人気漫画『クローズ』の作者である高橋ヒロシ先生監修のカフェ。
『クローズ』に登場する「喫茶ブライアン」をイメージしたという店内には、原画が多く飾られており、ファンにはたまらない空間。
呉市のキャラクター「呉氏」をイメージしたクリームソーダなどをいただくことができます。
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喫茶セニドクロ 壱号店
呉市本通5-10-5
営業時間 木曜11:30~14:30 / 土曜14:00~16:00
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【メロンパン 本店】
ついにメロンパン 本店に到着!
昔ながらの商品だけではなく、新しい商品も販売しています。
小嶋アナのイチオシは、あんこがずっしりと入ったあんパン。
昭和11年の創業当初は、メロンパンだけではなく、デコレーションケーキも販売していたそう。
パンだけを販売するようになったのは、創業者の「毎日食べるものを(提供したい)」という思いからなんだとか。
サクサクの食感と、メロンの果肉をイメージしたクリームが絶妙なハーモニーのメロンパン。コンビニなどでよく見るメロンパンとは形が違いますが、その理由は?
「当時あったもので作ったと聞いています。当時は洋食ブームで、ライス型で作ったと。
今、私たちがメロンと聞いて想像するのはマスクメロンですけど、当時はマクワウリというものがメロンと言われていました」
当時、マクワウリは高級だったそうで、
「高級なマクワウリを日々食べてほしい」
という思いで、この形のメロンパンが誕生したそうです。
ここで“メロンパンクイズ”!
メロンパンのロゴの中に隠れている文字は何でしょう?
正解は……
「めろんぱん」
ひらがな以外にも、カタカナ、ローマ字も隠れているそう。
“着物より心、包装より品質”
という創業者の言葉を胸に、
材料に力を入れて、これからもおいしいものを提供していきたいそう。
呉市民に愛されるパン店の挑戦は続きます。
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メロンパン 本店
呉市本通7-14-1
営業時間 6:30~売り切れ次第終了
定休日 日曜日
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【おまけ】
取材を終えた小嶋アナ。
なにやら、屋台が気になる様子。
2024年ラストの「広島の歩き方」。
せっかくなので、屋台に行ってみましょう。
「本当に急になんですね(笑)」
小嶋アナが突然来たことに驚きを隠せない屋台「富士さん」の店主。
しかし、快く入れてくださいました。
この秋から始まった「広島の歩き方」。
「アポを取らずに取材に行くことが、最初はちょっと不安だった。
声をかけて話をしてくださるのかなって。
でも、たくさんの人と出会って、みなさん温かくて。
人の温かさを感じた1年でした」
と、今年を振り返る小嶋アナ。
それを聞いたお客さん、
「あの本は分厚いけぇね!」
小嶋アナがこのコーナーで歩いた距離は約35km!
来年も歩くぞー!
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年12月17日~19日放送)
ライター:神原知里