【早島町】第弐回 早島筵蚤市(2025年9月7日開催)~ 所狭しと並ぶ古道具に心躍る早島の新しい催し
世の中は新しい技術や物が次々と登場し、流行のスピードも速く感じられます。しかし、だからといって古い物を捨てたり忘れたりするわけではありません。
古い物を心から愛する人のためのイベントといえば、蚤(のみ)の市です。
早島町では2025年4月に「早島筵蚤市(むしろのみのいち)」の第壱回がおこなわれ、はやくも9月に第弐回が開催されました。
さっそく出かけてきたのでレポートします。
早島筵蚤市とは
早島筵蚤市は2025年4月20日(日)に第壱回が開催された、早島町の新しいイベントです。年に2回開催することが決まっており、第弐回は同年9月7日(日)におこなわれました。
主催は早島町観光協会です。
早島町の大きなイベントである「早島さくら祭り」「早島・倉敷 花ござまつり」に次ぐ定番イベントになることを目指しています。
町外、県外から多くのお店が集まり、会場には古道具やアンティークな和洋食器、雑貨、クラフト、そして飲食、ワークショップのブースなどが並び、大人から子どもまで楽しめるイベントとなっています。
今回からは地元・早島町のブース出店も加わり、来場者に地域を知ってもらうための取り組みも始まりました。
第弐回のようす
第壱回と同じく、イベント開始時刻である午前10時前には会場裏にある早島町役場横には、長蛇の列が。
開始前に並ぶのは熱心な古道具ファンが多いと、早島町観光協会会長 佐藤勝司(さとう かつし)さんから、インタビューのときに聞きました。
我が家が会場へ着いたのは、開始から1時間ほどが経過した午前11時。
多くのお客さんでにぎわっていました。
会場入り口には、早島町観光協会のブースがあります。来場者へのい草アピールが良いですね。
早島町といえば、メイン会場の向かい側には「早島町観光協会ブース」があり、8店舗が出店していました。地元らしさが感じられて、お祭りの雰囲気もあり、これはこれで良いなぁ。
さて、メイン会場はというと、前回と比べ店舗同士の距離がグッと近くなり、通路も狭くなっていました。観光協会会長に聞くと「前回より、あえて通路幅を狭くした」とのこと。それだけ出店者数も増えたのでしょう。
おわりに
蚤の市って特定の人しか来ないイメージがするかもしれませんが、早島筵蚤市は家族連れが多く、他の蚤の市と違った雰囲気があります。また国道2号線が早島町の中心を通っている影響もあり、県外からのお客さんも多いとのこと。
飲食店ブースに出店していた、旅商人茶屋の店主さんの話によると「今日は福山から来ている人が多いですね」とのこと。きっと他の地域からも多くの人が来ていたのでしょう。
早島筵蚤市は年に2回開催されます。次回「第参回」は、今年と同じ日程であれば2026年4月開催です。
まだ2回しか開催されていませんが、すでに定番化した印象があります。次回も楽しみです。