「実は今、病院でね」実母からの思いがけない連絡…今、私にできることは #頑張り過ぎない介護 200
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。
義母から、「インフルエンザの予防接種を受けたい」と頼まれていたまる子さん。仕事がお休みの日にかかりつけの内科に義母を連れて行くことにしたのですが、用意をすると言われてから2時間がたっても義母から声がかからず、不思議に思って部屋を訪ねると……なんと義母は何も支度をしていない状態でした。挙句の果てに「気分が乗らないから、行くのやめます」と言われてしまい、義母のために丸1日空けていたまる子さんは、モヤモヤしてしまうのでした。
飛んで行きたいけれど…
今日は義母がデイケアに行くというので、まる子さんは支度を手伝い、迎えに来てくれた施設の方にあいさつをして荷物を渡しました。すると、後ろから「まる子さん!」と義母の呼ぶ声が聞こえてきます。どうやら、義母は先に車に乗り込むつもりだったようで、すぐに車まで手を引くよう、まる子さんに指示してきました。仕方なく片手に荷物を持ちながら義母を車まで連れて行きましたが、そのとき一瞬だけ義母がよろけてしまい、義母からは「あなた、失格」という厳しいひと言が。その言葉に、まる子さんは「もう失格でいいから、次からは頼まないで」と思ってしまいました。
昨夜、実母から「実は今、病院でね」と入院していることを聞きました。どうやら、兄弟の家に行った帰り、玄関ドアを開けたとき、強風にあおられて転んでしまったようです。
靴も脱げて立ち上がれないほどだったようですが、車で来ていたため右足さえ動けば……と、AT車を運転して帰ったとのこと。
結局、家の駐車場で立てなくなり、父に迎えに来てもらって家までなんとか戻ることができたようです。
一晩寝ても痛みが引かないため、病院に行った実母。診断の結果は、骨折……。大きい病院を紹介されることに。
そして、そのまま入院となり……。
言われるがまま入院し、ベッドで体を固定して絶対安静の状態となりました。
トイレすらままならない状態に、自分がみじめだと愚痴が止まらない実母。すぐに飛んで行ってあげたいところですが、仕事もあるし義母もいるし……。離れて暮らす私にできることって、何だろう……?
昨夜、実母から電話があり、実は今入院中だということを聞かされました。母いわく、兄弟の家に集まった帰りに、玄関の扉を開けたとき強風にあおられて転んでしまったとのこと。立ち上がれないほどで兄弟に心配されたにもかかわらず、右足が動けば……とAT車を運転して帰ったというから、びっくりしました。結局、自宅の駐車場で立ち上がれなくなり、父に迎えに来てもらって家に戻ったそう。
そして、きっと打撲か捻挫だろうと思った母は、そのまま病院にも行かずに就寝。翌朝、痛みが引かないため病院へ行ったところ、完全に骨が折れていたそうです。すぐに大きい病院を紹介してもらい、入院して今は絶対安静の状態。体も固定されているということでした。
トイレすら看護師さんの手を借りてしなくてはいけない状態で、何もできない自分がみじめだと、愚痴が止まらない実母。家事に慣れていない父のことも心配で、すぐにでも飛んでいきたいところですが、仕事もあるし、義母もいるし、そういうわけにもいきません……。「離れて暮らす私が今できることって、何だろう……」と考えてしまいました。
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実母からの連絡に、まる子さんはきっと、驚くとともに何もできないもどかしさを感じたと思います。命に関わるけがにならなかったのはよかったですが、入院中だけでなく、退院後もしばらくは不便な生活になるだろうと思うと、心配ですね。親と離れて暮らす方は、いざというときにどのような方法でサポートができるのか、考えてみたことはありますか?
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