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スリル満点!浮くか、沈むか「第4回印旛沼ダンボールイカダCUP」8月18日開催【佐倉市】

チイコミ!

スリル満点!浮くか、沈むか「第4回印旛沼ダンボールイカダCUP」8月18日開催【佐倉市】

ダンボールとガムテープのみでイカダを製作し、印旛沼を舞台に順位や面白さを競う、2021年に始まった大会です。

今年は8月18日(日)に開催。

「世界一アホな大会」をテーマに

やればできる!の精神で過去2回参加も沈没。今年はゴール出来るか!

佐倉ふるさと広場近くの印旛沼で毎年8月に開催。

出場者の対象は冒険心を持つ全ての人で、23年は個人、団体や企業などの3歳から70歳までの約60チーム120人が近隣地域や茨城県、神奈川県、東京都から参加しました。

かき氷や地ビール、駄菓子などの出店もあり、約800人のお客さんが観覧に訪れたそうです。

大会は「一寸法師クラス(1人乗り)」「トムソーヤクラス(2人乗り)」「海賊船クラス(3人以上乗り)」「チーム対抗バトルフラッグ」の4部構成で、参加者は親子、孫と出場するおじいちゃん、10人以上の仲間や企業で参加するチームとさまざまです。

一寸法師クラスは当日に材料を受け取り、1時間以内に製作、事前準備不要で楽しめます。

他の3クラスは事前に製作ができ、キャラクターをモチーフにしたり、理系のお父さんたちが「住みたい家シリーズ」とテーマを独自に設定してウッドデッキ風のイカダを作ったり、乗船する全員の体重と表面積で沈む深さを計算してシンプルな形を製作したりと個性豊かなイカダが勢ぞろい。

初優勝したヒヨコ号は仲間と7時間かけて製作
大学の先生であるお父さんが戦略的に製作したイカダ

夏休みの自由研究として製作し、全国の自由研究のコンクールで入賞する子どもたちもいます。

大会当日は風向きや水の流れにも大きく左右され、約130mの印旛沼を沈まずにゴールできる船は5割。

代表の中井祥子さんは「自分たちで考えながら作る過程や、浮くのか前に進めるのかの先の見えない楽しさを味わってもらえたらうれしい。効率や成功をゴールにしている大会ではないので、沼落ち最速賞やかわいさ賞など個性を大事にした賞を設けています」と話します。

チーム「かに」。半分沈没しながらゴールし解体賞獲得!

挑戦する大切さ、シッパイできる場に

中井さんは高校在学中にカヌー部で国体に出場、練習の場として印旛沼をよく訪れていました。

現在千葉県内で「自己効力感」と「自然」をテーマとした活動を多く主宰しています。

自らの経験からダンボールイカダCUPでは「参加者には思うようにいかない経験をたくさんすることで、シッパイは良いことだと思ってほしい。世界中の人にこの大会に出てほしいです」と話します。

見るだけでも楽しい印旛沼の夏の風物詩、お出かけがてら観覧に行ってみては。(取材・執筆/紫みゆき)

代表の中井さん(愛称はジョニーさん)

第4回印旛沼ダンボールイカダCUP
日時/8月18日(日) 午前9時~午後1時
場所/佐倉ふるさと広場(佐倉市臼井田2714)
   ※イカダCUPの参加申し込みはすでに終了しています
ホームページ/https://inba-ikada-cup.jp

問い合わせ
メール/info@inba-ikada-cup.jp 
    印旛沼ダンボールイカダCUP大会事務局 中井

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