レバノンでポケベル一斉爆発。大竹まこと「愚かな争いがどんどん広がっていく」
9月19日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、レバノンでイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」のメンバーらが持っていたポケットベル型通信機器が爆発し、多数の死傷者が出た件について取り上げた。
番組では朝日新聞の記事を中心に紹介。
大竹まこと「ちょっと、驚いちゃったよね……要するに、ヒズボラの人たちが居場所を特定されるからポケベルにしたと。でも配られたポケベルには、どこかで数十グラムの火薬が仕掛けられていた。それで知らずに使っているうちに、売った方の誰かが起爆スイッチを入れたと」
光浦靖子「どこで入れたのか……」
砂山アナ「一応ロイター通信は、『モサド(イスラエルの対外特務機関)が数ヶ月前に5000個の通信機器に爆発物を仕込んだ』という、レバノン当局の関係者の見解を報じています」
大竹「詳しくはわからないけど、ポケベルを作ってる段階で、火薬を入れてるって考えるよね……? 誰かが作ったのを開いて、もう一度閉じてってことは考えにくいよね……?」
一部の報道では、ポケベルがレバノンに到着する前に、火薬が仕込まれていたとされている。
大竹「しかもこれだけじゃなくて、無線機(トランシーバー)にも仕掛けられていたんだって?」
砂山アナ「翌日には無線機も爆発して、レバノン東部で3人が死亡したそうです」
こういった攻撃は、「サプライチェーン攻撃」と呼ばれる。
大竹「愚かな争いが、どんどん輪を広げていってる感じがするね。どこまで広がっちゃうんだろう。混沌とした世界情勢を、誰かに止めることは出来ないんだろうか……」