上越の地酒とグルメが集結 越後・謙信SAKEまつり10月19、20日開催
上越地域の地酒やグルメが一堂に会する「越後・謙信SAKEまつり」が2024年10月19、20の2日間、新潟県上越市の高田本町商店街で開催される。今年は上越、妙高市を中心に県内外から32の酒蔵が参加する。
酒蔵や飲食店のブースが立ち並び、試飲用のおちょこを片手に地酒の飲み比べができる上越の一大グルメイベント。19回目となる今年は、上越、妙高を中心に、糸魚川、佐渡、三条、長野、富山の各市から日本酒をはじめワインやクラフトビールなどが集結する。
《画像:多くの人でにぎわう昨年の会場(2023年10月22日)》
毎年人気を博す祭り限定酒の車懸(くるまがかり)は、県酒造組合高田支部の蔵元が持ち回りで製造しており、今年は柿崎区の頚城酒造が担当した。柿崎産の酒米「越淡麗(こしたんれい)」を名水の「大出口泉水」で仕込んだもので、同社の八木崇博代表取締役は「自信を持って勧められる出来。透明感のある上品な香りと奇麗なうま味を持つお酒になった」と話している。1本720ml2200円。会場で1000本限定販売される。
《画像:頚城酒造が手掛けた今年の車懸》
開催を前に9月30日、実行委員会のメンバーが上越市春日の春日神社に車懸を奉納し、祭りの成功を祈るおはらい式を執り行った。竹田成典実行委員長は「昨年はお米があまり良くなく、苦労して作った満足できる酒が並ぶと思う。上越や妙高にいいお酒があると感じてもらえたらうれしい」と話した。
《画像:実行委員会のメンバーが成功を祈願したおはらい式》
開催時間は19日が午前11時〜午後7時、20日が午前10時〜午後4時。入場無料。試飲代は1日3000円、2日通しで4000円。
祭りに合わせ、高田まちかど交流館では謎解きイベントや学生が祭りのために考案したオリジナルTシャツの販売、障害者アートの日本酒ラベル展示などさまざまな催しが行われる。
詳細はSAKEまつり公式サイト( https://www.kenshinsake.com/ )で確認できる。
越後・謙信SAKEまつり - 新潟県上越市で開催される上越のお酒とグルメが大集合するイベントです。( https://www.kenshinsake.com/ )