30代後半の「なんとなく不調…」を感じたら!肌・体・心を整える“お腹の習慣”とは?
発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。最近なんとなく疲れやすい、肌がゆらぐ、気分も晴れない……。そんな“ちいさな不調”を感じたら、まずはお腹の声に耳を傾けてみませんか? 身体と心を内側から整えるヒントと、手軽に作れるアレンジみそ汁レシピもあわせてご紹介します。
1.30代後半に訪れる“なんとなく不調”と腸の関係
疲れが抜けにくくなった、肌の調子が乱れる、体重が落ちにくくなった……。
こうした変化の裏には、加齢だけでなく腸内環境の乱れが潜んでいることがあります。
まずは“お腹の声”に耳を傾けて、身体の内側からのケアを意識しましょう。
2.腸を整えると代謝のリズムがよくなる
腸が健康になると、老廃物の排出や栄養の吸収効率が高まると考えられ、代謝にもよい影響が現れます。
身体が軽くなったり、冷えが和らいだりといった“ちょっとした変化”を感じられるようになり、日常生活にもポジティブな循環が生まれるでしょう。
3.気分が落ち込むときに。“食べる”ことで整える心のバランス
ストレスが溜まりやすい30代後半は、腸内環境も乱れがち。
腸内細菌が作る幸せホルモンとも呼ばれているセロトニンは心の安定に欠かせません。
腸は感情と深く結びついているという研究もあり、日々の食事や過ごし方を見直すことで、心の落ち着きや安眠につながることも多いのです。
そんな“お腹ケア”は、特別なことをしなくても、今日から簡単に始められます。
毎日の食事にちょっとした意識をプラスして、心身ともに健やかな毎日を目指しましょう。
最後に、発酵食品のみそと食物繊維が豊富なオクラを使った、そうめん入りアレンジみそ汁レシピのご紹介です。
ぜひお試しください!
オクラとそうめんのみそ汁
材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
そうめん……1束
オクラ……4本ほど
大葉……2〜3枚
すりごま……お好みで
レモン汁……お好みで
作り方
1 そうめんは半分に折り、たっぷりのお湯で表示時間どおりに茹でる。
茹で上がったらザルにあげて冷水でよく洗い、水気を切っておく。
2 だし汁を沸かし、ヘタを取って斜め切りにしたオクラを加えて火を通す。
3 オクラに火が通ったら、1のそうめんを加える。
4 全体が温まったら火を止め、みそを溶き入れる。
5 器に盛りつけ、すりごまと刻んだ大葉をトッピングし、仕上げにレモン汁をひと回しかけて完成。
大葉とレモンの風味で、さっぱりツルッといただけます。
坂下莉咲/発酵食品マイスター/スキンケア指導士