愛娘の名を屋号に菓子作り 伊賀市の川口さん「安心安全な材料で」
介護職員として勤める傍ら、シフォンケーキやパンナコッタなどの菓子を手作りしている三重県伊賀市上野忍町の川口美優さん(26)。長女の蒼桜ちゃん(3)の名前の漢字から付けた「あおいさくら」の屋号で、地元のイベントなどで販売している。
中学生のころから菓子作りを楽しみ、高校で製菓や調理の基礎を学んだ川口さんは、社会人になってからも家族の誕生日にケーキを作るなどしていた。「おいしいと言ってもらえるのがうれしい。いつかは店を開きたい」と思っていたという。
昨夏知り合った結婚式場のシェフに、シフォンケーキなどを試食してもらい、好評価を得たことも自信につながったそう。「娘が食べるおやつと同じく、安心安全な材料で作りたい」と、地元産の牛乳やイチゴを使い、今後は卵や粉類も地元産に切り替えていく予定にしている。
名張市内にある祖父の自宅敷地内に新設した4畳半ほどの厨房は、DIYに詳しい祖父に教わりながら、フローリングや腰壁などを自ら貼ったといい、1月には営業許可を取得。「家族や周りの助けも借りながら、自分のペースで無理なく続けられたら」と話していた。
川口さんは4月6日にプラント伊賀店(同市ゆめが丘1)での「いがコミ!」に出店する予定。