「フラが前向きになれる心をつくってくれた」フラダンサー大沢智美さん(流山市在住)
流山市を中心に活動するフラダンサーの大沢智美さん。「フラが前向きになれる心をつくってくれた」と輝く笑顔でお話ししてくれました。
フラとの出合いは自身の病気がきっかけ
生まれも育ちも流山という大沢さんのフラとの出合いは18年前。
結婚してすぐに甲状腺の病気を患い、外出が難しくなって家にいる時間が増えました。
そんな時、友人からフラを勧められ、ハワイのフラ大会(メリーモナーク)のDVDを見て衝撃が走り、フラを習うことを決めたと振り返ります。
フラを踊っている時は病気のことを忘れられる、そして一緒に踊る仲間の心が温かく、仲間となら外出することも徐々にできるように変化していき、「フラが前向きになれる心をつくってくれた」と大沢さん。
2018年、その仲間たちとハワイ・オアフ島で開催されたキングカメハメハコンペティションで総合優勝を飾りました。
ボランティアで介護施設で踊りを披露
大沢さんらは流山市ボランティアセンターから依頼を受け、介護施設でフラを披露する慰問活動も行っています。
「感動した」「楽しかった」「また来てね」と施設の入居者さんたち。
大沢さんは「自分たちの踊りを見て感動したり喜んでもらえたり、人の心を動かすことはとてもうれしい。人のために何かできるのはフラに出合えたからです」と目に涙をためて話してくれました。
大沢さんは、「踊っているだけで幸せな気持ちになれる、そんなフラを子どもたちや子育てに忙しいママさんたちに伝えていきたい」と、一昨年から講師としても活動しています。
他にも流山市を中心に、さまざまなイベントでフラを披露。
「フラに対するハードルを下げ、温かい心と思いやりの心が育てられる、そんな講師を目指したい」と話してくれました。(取材・執筆/かちゆき)
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メールアドレス/lovehayajp2001@gmail.com 大沢