マイルームで花を育てよう!室内で楽しむ「インドア・フラワー」。おすすめ3選【一人一花はなきん便り】
新連載企画『一人一花 はなきん便り』(毎週金曜日配信)では、「金曜日に花束を」というテーマのもと、知っておきたい花や緑に関するニュースをお届けしていきます。
今回は前回の「ベランダ・フラワー」に続き、マイルームで楽しむ花の世界「インドア・フラワー」がテーマ。自分の部屋で育てながら楽しむことができるおすすめの花を、創業48年の歴史を誇る福岡の老舗園芸店『平田ナーセリー小戸店』に教えてもらいました。
花は基本的には屋外で育てるのがベストですが、比較的部屋でも育てやすいのが「蘭(ラン)」です。さらに2万種以上ある蘭の中でも、おすすめなのが「洋蘭」になります。品種にもよりますが、部屋の明るい場所で、乾燥や直射日光や寒さにさえ気をつけておけば、部屋の中でも育てやすい環境をつくることができます。
また、部屋で育てる時は置き場所などを考えると、コンパクトなサイズ感が一番!ということで、今回は洋蘭の中でも、コンパクトで、贈答としても人気が高く、手に入れやすい洋蘭をおすすめします。
【 おすすめ① 】(上写真)
特選ミディコチョウラン「さくら姫」(9980円税込〜)
※サイズや装飾により価格は異なります
鉢の直径21×高さ50cm。贈答用として有名な胡蝶蘭。その中でも、ちょうどいい大きさが人気の「ミディ胡蝶蘭」がおすすめ。鮮やかな紅のリップに花全体に品よく広がるピンクの花色が人気の「さくら姫」は定番人気品種です。プレゼントにもおすすめです。
【 おすすめ② 】(写真上)
ミニ胡蝶蘭「スウィートピーチ」(5800円税込〜)
※サイズや装飾により価格は異なります
鉢の直径15cm×高さ40cm。部屋ではサイズ感が重要。コンパクトなので置き場所に困らないミニ胡蝶蘭はおすすめです。濃いピンク色も素敵で、花もちの良いランです。
【 おすすめ③ 】(写真下)
シンビジウム「ありがとう」(4980円税込〜)
※サイズや装飾により価格は異なります
胡蝶蘭もいいけど、花の持ちが良く、初心者でも育てやすい「シンビジウム」もおすすめです。こちらは鉢の直径12cm×高さ約45cm。コンパクトで置き場所に困らないタイプ。この時期に開花するシンビジウムは非常に珍しく花も長く楽しめます。
今回紹した蘭に限らず、品種によって性質や環境条件が異なるので、購入の際に販売店などで詳しく説明してもらったり、育てる方法を教えてもらうと、より育てやすい環境を整えることができます。ぜひ、蘭の育成にチャレンジしてみてください。
「蘭の世界」は、種類が豊富な上に、どれも個性豊かなので、いろいろな楽しみ方ができるのが醍醐味の一つ。
写真(上)のように、デンドロビウムも飾り方一つで見え方がガラッと変わります。写真(下)のように、板に着生させて観葉植物のように葉や根っこの育成も楽しむなんていう方法も最近のトレンドです。
贈答用や個人用も含めて多くの蘭を扱っている『平田ナーセリー』では毎年3月に「福岡蘭展」を開催。毎年多くのファンで大盛況とのこと。ちなみに今年の「福岡蘭展」は、3月に行われた「Fukuoka Flower Show Pre-Event」との同時開催イベントとして、福岡市植物園の温室にて初開催され、多くの人たちを魅了しました。
ますます盛り上がりをみせている「蘭の世界」に、まずはインドア・フラワーから、ぜひ足を踏み入れてみてください。
◼️平田ナーセリー小戸店
住所:福岡市西区小戸1丁目16−26
電話: 092-885-8783
営業時間:10:00〜18:00
定休日:なし(不定あり)
HP
https://hirata-ns.com/
Instagram@hirata_ns.odo
https://www.instagram.com/hirata_ns.odo/
◼️福岡市の「一人一花運動」の公式SNSでは、「ミニチュアガーデン講座」や、2025年3月に開催された花をテーマにした国際イベント「Fukuoka Flower Show Pre-Event」のレポートの第2弾として、ガーデンコンテストに関する記事を配信しています。
詳細は「一人一花運動」の公式SNSをチェック!
福岡市が 取り組んでいる「一人一花運動」は、一人ひとりが花と緑を育て、ありとあらゆる場所を花と緑でいっぱいにする取り組みです。「一人一花運動」の公式SNSでは、福岡市内のまちなかにある花と緑に関する情報をたくさん紹介しています。花や緑好きの人もそうでない人もぜひフォローしてみてください。
それでは週末も素敵なフラワーライフを!
◼️【公式】福岡市 一人一花運動
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https://www.instagram.com/hitori_hitohana/