【今週の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の話題は?】スーパー戦隊は“オムライス”!? 5人揃っての“名乗り”に大反響!<第7話>
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、スーパー戦隊シリーズ50周年を記念したアニバーサリー作品。動物や恐竜=「獣(けもの、ジュウ)」をモチーフにした5人の”はぐれ者”たちがヒーローになって大活躍!
物語のはじまりは、すべてのスーパー戦隊のロボが死力を尽くした「ユニバース大戦」。その唯一の勝者、巨神テガソードは深い眠りにつきました。テガソードの力をわけた指輪・センタイリングを全て集めると、どんな願いも叶うと言われていて……。
そんなセンタイリングを巡って、悪の組織・ブライダンのナンバーワン怪人と、ゴジュウジャーが繰り広げる「ナンバーワン対決」は、見どころもツッコみどころも満載! さらに、歴代レッドの力を持ったライバルたちも登場し、センタイリングを奪い合います。
第6話のラストに突如登場したのは、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の巨大ロボット「大獣神」と「ティラノレンジャー」のユニバース戦士。マントを羽織った大獣神が、テガソードブラックのピンチを颯爽と救う姿に、思わず痺れた方も多いのではないでしょうか?
今回放送された第7話では、ティラノレンジャーのユニバース戦士・往歳巡が登場。なんでも彼は”戦隊考古学”を研究する大学教授らしく……⁉
本記事では、SNSでの反響とともに、第7話のポイントをおさらいしていきます!
※本記事には「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」第7話のネタバレを含みます。まだ観ていない方はご注意ください。
スーパー戦隊は“オムライス”⁉
ゴジュウジャーの拠点「テガソードの里」に現れた往歳巡(おうさい・めぐる)。彼は戦隊考古学を研究する大学教授であり、「ティラノレンジャー」の力を受け継ぐユニバース戦士でした。
巡は、吠、竜儀、禽次郎の3人が言い争っている様子を見て、「君たちはスーパー戦隊としてまるでなってない! オレが鍛え直したる」と一喝。
そのまま3人に課したのは、なんとオムライス作り! 一見突拍子もない課題ですが、実はこの中にスーパー戦隊の“本質”が隠されていました。巡はオムライスづくりを見守りながら、スーパー戦隊がいかに重要な存在であるかを解説していきます。
センタイリングとは、ユニバース大戦の鍵を握るスーパー戦隊の力そのものであり、中でもゴジュウジャーは“特別な存在”なのだとか。
そして、紆余曲折の末に完成したオムライスをを食べた巡の一言――「赤、青、緑、黒…全て揃ってこそオムライス。戦隊とはオムライスなんや!」。
このシーンを受け、SNSでは「戦隊考古学、どこで学べるんだ?」「確かに前シリーズを見てると考古学してる気持ちになる」「カレーじゃなくてオムライスなんだ」など、ユニークで愛のある反応が溢れました。
半世紀に渡るスーパー戦隊の歴史には、その時代ごとの流行や世相、価値観などが色濃く反映されています。まるで“時代の鏡”のような作品群を紐解いていく戦隊考古学は、今後本当に“学問”として成立する日がくるかもしれません!
ブーケ嬢があまりのときめきに失神!?
3人がオムライス作りに勤しむ中、陸王と角乃はときめきノーワンに遭遇し、「ときめきナンバーワン」を賭けた対決に挑みます。
審査員として登場したのは、ブライダンの幹部・ブーケとMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク。
ブーケといえば、第3話で陸王のライブに心打たれ、推し活にドハマリ。推しを目の前に高まる気持ちは抑えられない一方、ブライダンの幹部であることは知られたくないのか、一般人を装って審査員席へ。
最終局面では、自身の過去や、アイドルナンバーワンを目指す熱い想いを語る陸王の姿に、ブーケが「(素敵すぎて)もうダメ……」とついに失神。
このシーンには、「ブーケちゃん、陸王に会えてよかったね!」「ブーケ嬢の陸王への反応がマジのオタクで笑う」「推しと一定の距離を保つのオタクの鑑」など、SNSでも共感の嵐が巻き起こりました。
果たして、ブーケが陸王の正体を知る日は来るのか? その時、どんな反応を見せてくれるのか? 今後の展開にも期待が高まります!
「我らナンバーワン戦隊!」5人揃っての“名乗り”に大反響!
合流した吠、竜儀、禽次郎の3人は、これまでに起きた出来事を2人に説明し、ついに5人が揃います。ここで彼らが挑んだのはスーパー戦隊に欠かせない、初めての“名乗り”!
この名乗りシーンに、SNSは大盛り上がり。「教えられて名乗るの斬新」「即興だからまだまだ未完成なのがゴジュウジャーっぽい」「やっぱり5人揃っての名乗りはいいな」など、沢山の感想が寄せられ、視聴者たちの胸を熱くさせました。
やはり、スーパー戦隊の醍醐味といえば“名乗り”。たとえ未完成でも、5人で名乗った瞬間の盛り上がりは何にも代えがたいものがあります。そんな姿を見た巡も「これぞ伝説の戦隊名乗り!」と大興奮!
その興奮が後押しとなり、巡自身も「ティラノレンジャー」に変身し、大獣神と共にゴジュウジャーと共闘! ダイノバックラーやダイノタンカーも登場し、ファンにとってはたまらない演出となりました。
戦いが終わり、和やかな雰囲気で第7話は終了……と思いきや、背後から謎の戦士が巡を銃撃!
その正体は女王テガジューンの配下、リングハンター・ガリュード。さらに次回予告では、行方不明となっていた吠の兄の姿も……⁉ 息を飲む展開が続く『ゴジュウジャー』、次回の放送も目が離せません!
[文/五六七 八千代]