平塚商工会議所女性会 中学校にテント寄贈 近年の異常気象受け
平塚市内の女性経営者らで組織する平塚商工会議所女性会(井出佳代子会長)が、平塚市立大野中学校に集会用テントを寄贈した。会員らが5月16日に平塚市役所を訪問し、落合克宏市長に目録を手渡した。
同会では、近年の異常気象に伴い、子どもたちが安心して屋外で授業や活動ができるよう、2020年から市内の小中学校にテントを寄贈する活動を行っており、今回で6回目。テントは布製で、1張3・6ⅿ×5・4ⅿ。購入費用には、会主催のチャリティーコンサートの収益金全額を充てているという。
落合市長は「寄贈していただいた大きなテントは、重宝している。子どもたちにとっても、学校にとってもありがたい」と謝辞を述べた。井出会長は「学校や先生方にも喜んでいただいているので、こちらもうれしい」と話した。
同会は1981年に発足。現在84人の女性が商工業の振興や社会福祉活動を行う。