入札の価格情報漏えいで妙高市が職員2人を懲戒処分
浄水場の機械更新工事の入札について、ホームページに設計額が記載された設計書を掲載し、価格情報を漏えいさせたとして、新潟県妙高市は2025年4月25日、担当の50代と30代の男性職員2人を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
入札は1月14火に公告した「南簡水第1号 新井南浄水場(機械)更新工事」で、市がホームページに掲載した設計書は、本来空欄とすべき機械や設置費用などの単価を含む設計額を誤って記載していた。
市によると、職員2人はそれぞれ設計書の作成とホームページへの掲載作業を担当していたという。公告前の確認を怠る不適正な事務処理により、関係業者や工事の進捗(しんちょく)に影響を与えるとともに、市に対する信用を失墜させたとしている。