春の全国交通安全運動 「事故ゼロ」を両区でPR
4月6日から15日までの10日間は春の全国交通安全運動期間にあたり、全国各地で交通安全キャンペーン等が開催され、交通事故防止を警察署員らが訴えた。
栄区
栄警察署管内では10日の「交通事故死ゼロを目指す日」に2カ所でキャンペーンを実施した。公田交差点付近で栄区交通安全対策協議会メンバーが、自動車の運転手や通行者に対し、事故防止を訴えた。
また、同日本郷台駅で行われたキャンペーンには栄警察署や栄区役所、栄交通安全協会、栄安全運転管理者会、栄自動車ディーラー交通安全対策推進協議会、栄交通安全母の会連絡会のメンバー約20人が参加。交通ルールの遵守徹底や子どもの事故防止などが書かれた啓発チラシとグッズを通行人に手渡した。さらに、横断歩道の渡り方を指導するコーナーを設け、通学時などに気を付けるポイントを警察署員が新1年生らに丁寧に教えていた。栄警察署の交通課担当者は「栄区は高齢者が多く、また、この時期は新1年生の姿も多くなる。1件でも事故が減るように注意してもらいたい」と語った。
港南区
港南警察署管内では10日、港南公会堂前広場周辺で「春の全国交通安全運動」キャンペーンを行った。当日は港南交通安全協会、港南安全運転管理者会ら10の団体・企業が参加。港南中央駅やヨークフーズ港南中央店の利用者や通行人に対して、チラシなどを含む啓発グッズが配布された。
昨年は交通死亡事故が発生しなかった港南署管内。徳原太朗署長は「区民の皆さんには周囲への注意を意識していただき、交通事故ゼロを目指したい」と話す。またキャンペーンに参加した栗原敏也港南区長は「最近、ランドセルを背負った新入生を多く見かける。この子たちを街全体で見守っていただければ」と語った。