『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』新作映画、ブラッド・ピット主演&フィンチャー監督でNetflix製作決定 ─ 脚本はタランティーノ
クエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)より、ブラッド・ピット演じるクリフ・ブースのスピンオフ映画(タイトル未定)がで製作されることがわかった。主演はブラッド・ピットが続投し、監督は巨匠デヴィッド・フィンチャーが務める。脚本はタランティーノが執筆した。
タランティーノ×フィンチャー×ピット×Netflixという衝撃の組み合わせは、本国でも「エイプリルフールのジョークでは?」と疑われたものだ。ところが米による第一報に続き、やなどの大手業界紙が追随し、あくまでも真実であることがわかった。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でピットが演じたクリフ・ブースは、レオナルド・ディカプリオ演じる俳優リック・ダルトンの親友にして運転手であり、疑惑まみれのスタントマン。ピットは本作で第92回の助演男優賞に輝いた。
報道によると、本作は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の続編映画ではなく、“派生作品”と言うべき位置づけ。もともと、タランティーノは監督引退作として準備を進めていた『The Movie Critic(原題)』でブースをさらに掘り下げる計画で、ピットを再び起用していたのだ。
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同作は1977年のカリフォルニアを舞台に、「ポルノ雑誌に映画批評をよく寄稿していた」実在の男性をモデルとする物語と伝えられていた。このこととブースの物語がどのように関連するのかは不明だが、小説版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ではブースが熱狂的な映画マニアであることが示されている。
The Hollywood Reporterによると、ピットは『The Movie Critic』の脚本と自身の役どころにひかれ、タランティーノが同作の企画をあと、別の監督に任せるつもりはないかと打診。タランティーノが「誰が撮るかによる」と答えたところ、『セブン』(1995)や『ファイト・クラブ』(1999)『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)でタッグを組んだフィンチャーを連れてきたという(タランティーノ自身がフィンチャーに打診したとの説もある)。その後、企画はフィンチャーがファーストルック契約を結んでいるNetflixにて実現する運びとなった。
したがって、本作の脚本が『The Movie Critic』そのままなのか、それとも『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』と『The Movie Critic』から派生する形で新たに執筆されたものなのかはわからない。
デヴィッド・フィンチャー Photo by Raph_PH https://www.flickr.com/photos/raph_ph/53255467798/ Remixed by THE RIVER
Netflixは撮影を7月にも開始する計画で、製作費は約2億ドルと報じられている。現時点でピット以外の出演者は明らかになっておらず、リック・ダルトン役のレオナルド・ディカプリオや、シャロン・テート役のマーゴット・ロビーらが続投するかも未定だ(可能性は低いともいわれる)。
なお『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』はソニー・ピクチャーズが製作・配給を担当したが、タランティーノは作品の権利を自身の手元に戻しており、続編やスピンオフの権利も自ら管理しているとみられる。報道によると、Netflixは本作の脚本に2,000万ドル以上を支払ったということだ。
フィンチャーはNetflixとの間で複数の企画を進めており、次回作はとみられていたが、本作が先行することになりそうだ。前代未聞のコラボレーション、果たしてどんな映画が完成するのか?
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