「新幹線大爆破」をプラレールで再現!?6歳児が床いっぱいに広げた超大作
4月23日にNetflixにて配信が開始された映画「新幹線大爆破」。
各所で絶賛され、筆者も夢中になって鑑賞した一人ですが……多くの大人以上に強い感銘を受けた6歳児がいました。
Netflix版「新幹線大爆破」は、車内に仕掛けられた爆弾から乗客を守るべく、新幹線を走らせ続けるというスリルたっぷりなパニックサスペンス作品。JR東日本協力のもと、実際の車両なども多数登場しています。
そしてそんな「新幹線大爆破」にいたく感銘を受けたのが、Xユーザーの「よなぱん」さんの6歳のお子さん。
このほどよなぱんさんが投稿した画像には、床に広がるプラレールの線路や車両と、せっせと作業にいそしむお子さんの姿が写っています。なんと「新幹線大爆破」の世界を再現しようとしているのだそう。
お子さんが作品に触れたのは、よなぱんさんの提案がきっかけ。作品を最初から最後までじっくり鑑賞し、新幹線が登場するたびに「はやぶさ!」「H5系!」「アルファエックス!!」など名前をコールしていたそう。
筆者も鑑賞中は、電車がわからないなりに「きた!」「すげえ!」「長い!」と心の中で叫んでいたので、お子さんの気持ちがとてもわかります。というより筆者の倍は興奮&感動したに違いありません。
そしてお子さんは視聴後「面白かった」「もう一度見たい」とすっかりハマった様子で、翌日にもう一度鑑賞したとのこと。
プラレールでの再現を始めたのは、視聴から1週間ほどがたったころ。突然「新幹線大爆破作りたい」と言い、レイアウトしだしたのだとか。よなぱんさんは「(1週間かけて)自分の中でイメージを膨らませていたのかもしれません」と推測しています。
■ 超大作だけど、いつかは片付けなければならない……
部屋をほぼまるまる使って作られた線路は、作品を知っている人が見れば「あれってもしかしてあのシーン?」「この形って、途中のあれだよね?」となんとなく分かるはず。個人的には右手の大きく膨らんだ線路と、そこに並んだはやぶさに少しニヤニヤしてしまいます。
お子さんが作品を再現するにあたって、特にこだわったのが「高架になっているところ」とよなぱんさん。お子さんは「新幹線の線路だから橋脚がいるね」と言いながら作っていたそう。その話を聞いて筆者は思わず「た、たしかに……!目の付け所が違うなあ……」と唸ってしまいました。
予告編にも登場している車両同士の激突シーンが息子さんは特にお気に入りなようで、画像下側のポイント切り替えはそれを意識しているとのこと。あのシーンは筆者もお気に入りです。
よなぱんさんも「作中に登場する車両があるのが良いなと思いました」と、お子さんの作品にしみじみ。
20分ほどかけて画像のとおりに線路を組み上げたお子さんですが、この時点はまだまだ制作途中。翌日以降も線路を伸ばし続け、世界を拡大させ続けていっているとのこと。
ただ、気になるのがこの線路の行方です。かなり床を占有してしまっているので、ちょっと生活に影響が……。
よなぱんさんにうかがったところ「(制作から)2日後に本人に『掃除したいのでもう片付けていいか?』と聞いたところ『イヤだ』ということだったので、次の週末くらいまでは残しておこうかと思います」とのことでした。
本当に片付けるのがもったいないくらいの超大作です。
<記事化協力>
「よなぱん」さん(@yonapan)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025052402.html