〈昭和の日〉にアナログレコード専門店「Face Records」が昭和時代の音楽シーンを蘇らせる特別企画「レコードと音楽文化の昭和100年」を全国5店舗で開催
昭和の時代は、音楽がもっとも進化し、歌番組からアイドルが生まれレコードが私たちの暮らしの中に根付いていた。アナログレコードの1分間45回転で、中央の円孔が大きいシングルレコード盤をドーナツ盤と呼んでいた。昭和の歌謡界では、およそ3か月に1枚の頻度で、人気歌手たちは新曲をリリースし、新譜の発売日には、学校帰りなどに必ず近所のレコード店に立ち寄ってお目当ての歌手の名前が記されたインデックスから、一枚ずつレコードをめくっていったものだ。ジャケットを見るのも楽しかった。
ロックンロールが誕生し、ビートルズが来日して音楽に革命を起こし、ウッドストック・フェスティバルが自由の息吹を伝え、ニューミュージックは街やキャンパスにメロディを流し、サタデー・ナイト・フィーバーはナイトライフに音楽の楽しみを刻んだ。YMOは世界へと電子音楽の扉を開き、マイケル・ジャクソンはダンスフロアを熱狂させ、イカ天を観て楽器を手に取った若者たちは、日本のバンド文化を築いていった。
1980年代に入り、コンパクトディスク(CD)の開発・普及により、アナログレコードは衰退するが、それでもオリジナル曲への愛着もあり、アナログレコードの愛好者は存在し続けた。
2025年に「昭和100年」という節目の機会に、「Face Records」(宮下パーク店、札幌店、京都店、名古屋店、福岡店の5店舗)は、昭和の時代に花開いた音楽とレコードの魅力を再発見する一日を楽しもうというイベントを〈昭和の日〉の4月29日(火・祝)に開催する。
各店舗では、昭和に生まれ、時代と共に変化・発達したムーブメントにフォーカスしたDJによるパフォーマンスや、「レコードと音楽文化の昭和100年」をテーマにした年表展示と関連作品の紹介、「アナログレコード100円セール」「買取金額20%upキャンペーン」などもある。
昭和の日に、懐かしいアナログレコードに触れる楽しいひとときで青春を蘇らそう!