住友大阪セメント赤穂工場で火災 粉塵爆発か
8月10日午前7時ごろ、赤穂市折方の住友大阪セメント赤穂工場から黒煙が上がっているのを同市消防本部の職員が見つけた。
消防が現地を確認したところ、高さ約30メートルの石炭ミル設備建屋から炎が上がっていたため、119番通報。火災は午前10時48分に鎮火した。けが人はなかった。
同社によると、建屋はセメント製造の燃料となる石炭を細かく砕くための設備。同日午前6時28分に設備の粉塵計で濃度上昇を示す警報が作動し、6時50分に設備を停止したが、7時に火災が発生したという。
建屋の天井部分が破損しているといい、消防は粉塵爆発が発生したものとみて原因を調べている。