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ロックショアゲームで10kg超えキハダマグロに120cmヒラマサ釣った!【宇治・草垣群島】

TSURINEWS

メーター級11kgのキハダマグロをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

TSURINEWSをご覧の皆様こんにちは!ライターのヨウスケです。日本全国、夢と最高の一本を求めて釣り旅をしている私ですが、今回の釣りの舞台は名磯「宇治・草垣群島」。日中は大好きなトップウォーターゲームでの大型回遊魚狙い。日が落ちてからはクエ釣りに挑戦しました。ついに夢を叶えた釣り旅の様子をお話しさせていただきます!

宇治・草垣群島でロックショア釣行

国内最高峰の一つ「宇治・草垣群島」。大物釣り師ならば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。今回のメインフィールド草垣群島は、九州は鹿児島県から南西に約80km沖合に浮かぶ無人島群。暖流が直撃するこの場所は大型回遊魚を狙うには最高の環境です。

イソマグロやキハダマグロ、大型の青物は勿論のこと、底物を狙えばクエにクチジロまでもが射程圏内に入ってしまう夢のような場所です。

草垣群島の位置(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

一日目:草垣群島

今回、宇治草垣群島遠征で利用したのは、鹿児島県は串木野漁港から出船している「サザンクロス」さん。宇治草垣群島の釣りを熟知している船長の案内は評判で、釣り具メーカーやYouTubeの取材も多く訪れる程です。

私個人としても電話予約から船内に至るまでの船長と女性スタッフさんの親切な対応が本当にありがたく、当日も安心して釣りを楽しむことができました。今回は釣果も大満足!必ずまたお世話になりたいと思います。

出港準備をするサザンクロス(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

今回は夜中の23時に集合・出船となりました。船内には仮眠スペースがあるため横になって休むことができます。仕事の疲れもあり、眠ること約5時間。エンジン音がスローダウンする音で全員ノソノソと目覚めます。朝の4時頃、遂に名磯「草垣群島」に上陸です!

日が昇ってからの草垣群島(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

暗いうちからルアーロッドの準備をします。今回準備したメインタックルはキハダマグロをイメージして以下のようなタックルからスタートしました。

スタート時のタックルセッティング(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

PEラインは風や魚の活性によって5~8号を使い分ける準備をしています。朝5時、まだ暗いうちからマグロを狙って釣りをスタートします。

10kg超えキハダマグロをキャッチ

ロックショアアングラーなら感じる、釣れる気配。潮の流れかた、磯の形状、潮目の状況最高の朝マズメです。やる気がみなぎります!

キャストを繰り返すことたったの5投で水面が小さく爆発!手前にグングン走ってきたため手前20mでのファイトになりました。

まったく何が釣れるのかわかっていない状況だっため魚影が見えた瞬間、「キハダ!」と興奮して一人で叫んでしまいました。とにかく足元でも走りまくるキハダマグロのギャフ掛けは少し苦労しましたが何とかランディング。

ファーストフィッシュはいきなりキハダマグロ(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

「こんなことあっていいのかよ……。10kg超えてるじゃん。」といきなり旅の一つの目標である10kgオーバーのマグロをキャッチしてしまいました。

さらにサイズアップ

「まだ釣れる、まだ釣れる。」とダイビングペンシルのカラーのみ変えてキャストを再開。2投目で、ヒット!

走り方でキハダだと確信しましたが、一本目よりも走る走る。ドラグもそれなりに出されながらランディングに成功したのがコチラ。

11kgを超えるキハダをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

少しだけサイズアップして100cm11kgちょっとという感じでした。内心、「もう帰ってもいいな。」と思いましたが、キャストを再開します。

活性が高く10kgオーバーがアタックしてくるためタックルを少しだけ強くして再開します。ここからさらに2連続でヒットしました。

ですが、おそらく20kgクラスのキハダかイソマグロに100mくらい走られてラインブレイク。最後は掛けた瞬間に3m級のサメが水面から飛び出るような横取りを決めてラインブレイク。その後、ズーっとサメが磯の周りをウロウロしていたためか夕方まで魚の反応はありませんでした。

とはいえ私には十分すぎる釣果でした。夕方以降は風向きの関係で宇治群島へ移動となりました。

宇治群島へ移動

一日目夕方からは宇治群島がフィールドです。絶景に感動しながらも、とりあえず青物調査のためにダイビングペンシルを投げます。

宇治群島とダイビングペンシル(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

青物調査異常なし!ということで夜のクエ釣りの準備を始め暗くなってからもしばらく続けますが、こちらも異常なし!夜の天気も悪かったので早めにテントで寝ることにしました。ひたすら寝ました。

2日目:宇治群島で120cmのヒラマサ手中

風波もあってトップウォーターゲームには好条件で釣りをスタートし、回遊待ちのため投げ続けること1時間以上経過したところで宇治群島初のチェイスとミスバイトを確認!

キャスト方向を大きく変えて誘うとヒット!ガリガリとドラグが出されます。体重をかけながらショートポンピングで引っ張り合いを続けます。水面に浮いた魚体にビビりました。ランディングしてさらに驚いたのがこのサイズ。

約120cmのヒラマサ(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

サイズと重さを測ってさらに驚きました。13kgを超えています。3年間追い続けたショアからの10kgオーバー。私の中のロックショアドリームです。

「夢が叶ってしまった……。」と家族に連絡しようとしましたが、そういえば宇治草垣は電波圏外でした。とりあえず抱きしめておきました。

ヒラマサを抱きしめる(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

だいぶ魚には嫌がられていますが、最高の一匹でした!この後は数投しましたが、感動と満足で釣りを続ける気力がなくなったので片づけをしながら魚と宇治群島を眺めていました。ちなみに、ここでも4~5m級のサメに遭遇しました。怖すぎます。

宇治群島の朝マズメ(提供:TSURINEWSライター・ヨウスケ)

今回は、まさに夢のような2日間と釣果に恵まれました。船長をはじめ海と魚にも感謝でした。また腕を磨いて、宇治草垣群島を訪れたいと思います。

<ヨウスケ/TSURINEWSライター>

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