福岡県は『地域元気指数ランキング』で47都道府県中の第6位
全国『地域元気指数調査2024』(全体結果編)によると、福岡県は47都道府県の中で第6位でした。住民自らが評価する調査結果を基に福岡県の〝元気〟についてみています。
地域づくり5分野・50項目について住民自らが評価
出典:全国「地域元気指数調査2024」(画像提供:アール・ピー・アイ)
「地域づくり」をテーマとした、リサーチ&マーケティングやコンサルティング・事業プロデュースなどを手掛ける株式会社アール・ピー・アイ(東京都千代田区、代表取締役会長:長澤博英)は2024年11月20日、全国『地域元気指数調査2024』(全体結果編)を発表した。
同発表によると、地域元気指数が最も高かったのは、沖縄県の6.28であり、その後に東京都の6.06、神奈川県の5.96が続いた。
地域元気指数5.88の福岡県は第6位となり、前年の第3位から3つ順位を落とした。
同調査では、地域の元気を示す指標として、『地域の誇りや愛着』『地域の賑わい』『地域の住みやすさ』『地域の経済活発度・安定度』『地域のコミュニティの充実度』の5分野において、50項目の質問に対して評価してもらうとともに、「現在、自分が暮らす地域がどのくらい元気か」を1~10点で採点してもらった。
そして、その平均値を自治体ごとに算出して、『地域元気指数(地域元気度)』としてランキング化した。
今回の調査は、全国20~69歳の男女を対象にして2024年8月2日~8月22日、インターネットを用いて調査(マクロミルモニター)した。サンプル数は1次調査で10万人であり、2020年の国勢調査に基づき、ウェイト付けを実施している。
2024年、例年上位ランクインの都道府県で地域元気指数は低下
出典:全国「地域元気指数調査2024」(画像提供:アール・ピー・アイ)
今回で第9回目となる『地域元気指数調査』において、2024年の地域元気指数5.70は、前年2023年の5.75よりも下回った。特に例年上位にランクインする沖縄県、東京都、神奈川県、大阪府、福岡県などの大都市圏において、地域元気指数は低下している。
株式会社アール・ピー・アイでは、「地域元気の評価を経年でみると、<地域の住みやすさ>に関わる行政サービス、地域の固有性、コミュニティの項目の評価が5ポイント以上低下しており、地域の住みやすさを支える要素・機能の低下が懸念されます」と、指摘している。
『地域元気指数調査』において、地域元気指数はコロナ禍の2020年に5.52まで下がり、その後3年連続で上昇し、2023年には過去最高値となる5.75を記録した。
参照サイト
全国「地域元気指数調査2024」【全体結果編】
https://www.atpress.ne.jp/releases/417802/att_417802_1.pdf