オセアン大洋建設G(グループ) 新入社員に租税講話 戸塚税務署が協力
オセアン大洋建設グループが5月19日、戸塚町の研修室で新入社員に向けて初めて「租税講話」を行った。
新たに会社の一員として働く若い世代に、納税の意味や税金の役割などを理解してもらうことを目的に、研修の一環として実施。講師には、戸塚税務署の職員が登壇した。同署の職員によると、新入社員向けに租税講話が行われることは珍しいという。
講話では、身近な税や日本の財政状況、給与明細に書かれている税金の種別などが解説された。参加した新入社員19人は、講師の話に耳を傾け、熱心にノートを取る姿も見られた。
「お金の大切さ知って」
さらに自分のスマートフォンを使って、e―Taxによるふるさと納税後の確定申告などを体験した。
参加した社員の一人は「正直これまで給与から引かれる税金に納得いかないこともあったが、今後の自分自身のためであることがわかった」と話した。
戸塚税務署の職員は「自分の財産のために、身近なところにある税のことだけではなく、お金の大切さを知ってもらうきっかけになれば」と語った。