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「元祖海軍カレー」どんな味 明治期のレシピで再現

タウンニュース

小麦粉を炒ってカレーのベースをつくる

横須賀のご当地グルメとして知られる「よこすか海軍カレー」を明治期のレシピで再現を試みる料理教室が9月21日、横須賀市生涯学習センターで開かれた。カレーを通じたコミュニケーションの場づくりに取り組む「横須賀みんなのカレー食堂」の村尾直人代表が講師を務めた。

海軍カレーは、1999年に海上自衛隊、横須賀市、横須賀商工会議所の3者で行った「カレーの街宣言」から始まった食による町おこし。1908(明治41)年に発行された「海軍割烹術参考書」に軍隊食として紹介されたカレーライスを起源としている。市内の海軍カレー認定店では、当時の基本レシピに独自のアレンジを加えて提供しているが、今回の教室では使用する具材と手順を忠実に守った。ポイントは、「牛脂と小麦粉をフライパンで炒ってイギリス製のカレー粉を加えて仕上げるルウ」と村尾さん。元祖海軍カレーの本来の味を伝えたいと話していた。

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