日動電設 アスリートと社会貢献 セカンドキャリア支える
緑区十日市場町の株式会社日動電設(岡部忠仁代表取締役)では、アスリートのセカンドキャリアを支援しながら地域貢献に取り組んでいる。
同社では東京オリンピックウエイトリフティング59kg級の銅メダリスト・安藤美希子選手を従業員として雇用。競技のサポートはもちろん、その経験を地域や社会に還元できるよう、イベントなどに積極的に参加している。11月からは旭区の小学校の放課後キッズクラブで、安藤選手が児童のために身体を動かす楽しさを指導。ウエイトリフティングのルールなどを説明しながら、体験してもらっている。
12月7日に青葉区で行われた子ども向けのイベントには岡部代表と一緒に安藤選手も参加。訪れた子どもたちに延長コードづくりのワークショップを行った。当日は東京オリンピックで獲得した銅メダルを持参。本物のメダルに触れた参加者は興奮した様子だった。
安藤選手は「運動を通して生活を豊かにするお手伝いができれば。地域のイベントにも積極的に参加して、自身の経験を伝えていきたい」と笑顔で話した。自身もウエイトリフティング経験者である岡部代表も「アスリートのセカンドキャリア支援と社会貢献をつなげていきたい」と話していた。