豚キムチに混ぜて炒めると腸がよろこぶ「食物繊維たっぷりな食材」とは?【健康レシピ】
春はデトックスの時期。排出効果の高い食材をとりたいですね。腸の調子を整えてくれる食物繊維がたっぷりなこんにゃくをぜひ。おなじみの豚キムチに加えた、腸活効果ましましでカロリーも抑えめなスーパー豚キムチはいかが? ぷりぷりの食感も楽しく、普通の豚キムチでは物足りなくなりますよ!
こんにゃくで、腸活効果を加速!
お腹に良い、こんにゃく。
食物繊維が多くてお腹の働きをよくしてくれるほか、カロリーが低く、かさましとしても理想的な食材です。
おなじみのおかず、豚キムチにこんにゃくを加えしっかり味のごはんが進むおかずに仕上げましょう。
糸こんにゃくを使ってもおいしいのですが、板のこんにゃくを細切りにし、食感を出していけば炒めものにしても食べごたえばっちり。
ガツンとパンチのある豚キムチの味を活かすにはぜひ、切ったこんにゃくで作ってみてください。豚肉の量が少なめでも大満足のおかずに仕上がります。
ぷりぷり食感がクセになる!
腸の調子を整えてくれる発酵食品の代表選手キムチと組み合わせるので、こんにゃくとキムチのダブル腸活食材で、腸活効果もアップ。
しっかり味のキムチと組み合わせ、さらに濃い味の調味料をからめてこんにゃくのぷりっとした歯ごたえはクセになる美味しさです。
食物繊維たっぷりの低カロリー食材なので、ダイエット効果も期待できますよ。
こんにゃく豚キムチ(調理時間 10分)
材料(4人分)
こんにゃく……150g
豚バラうす切り……150g
キムチ……80g
わけぎ(小ねぎ)……3〜4本
酒……大さじ1
醤油……小さじ2
砂糖……小さじ2
コチュジャン ……小さじ2
ごま油……大さじ1
作り方
1. こんにゃくは厚さ半分に切ってから、3〜4cm長さの拍子切りにする。ねぎは3〜4cm長さに切る。豚肉は大きいものは食べやすく切る。
2.フライパンにごま油を熱し、こんにゃくを炒める。
3.こんにゃくの表面がパチパチと泡立つくらいに火が通ったら、豚肉にキムチを混ぜて加えて炒める。
4.調味料を合わせて加え、さっと炒め合わせる。
5.最後にねぎを入れて混ぜ合わせる。
こんにゃくは初めにしっかり炒めるが吉
おでんなど、しっかり味がしみたこんにゃくは美味しいのだけれど、炒めものだと、味がからみづらいのが難点です。
美味しく仕上げるには、こんにゃくをまず炒めるのが、最大のポイント。
臭みが取れ、味しみがよくなります。
こんにゃくを美味しそうになるまでしっかり炒めてから、豚肉とキムチを加えて炒めていきましょう。
ごはんもお酒も進むおいしさ
キムチだけだとこんにゃくには味がからみきらないので、少し濃い目の調味料をからめていきます。
キムチの味によっても必要な味は変わるので、お好みで調味料はもっと増やしてくださいね。
少し酸っぱくなったキムチを使うとさらに美味しい!
冷蔵庫で酸っぱくなってしまったな、というキムチの使い道としてもぜひぜひお試しくださいね。
田内しょうこ/料理研究家