漁港で下処理まで!とことん鮮度にこだわるウマい富山ご当地回転寿司【氷見回転寿司 粋鮨】「氷見づくし」メニューが半端ない
本格的な秋の到来とともに、これから俄然おいしくなってくるのが富山湾の海の幸。
冬にかけて、脂ののったおいしい魚介が種類も量も増えてきます。
そんなおいしい魚をつかった海鮮グルメといえば、刺身に一夜干し、焼き魚や海鮮鍋と、さまざまですが…やっぱり外せないのは、寿司。手の込んだ職人技が光る高級なカウンター寿司はもちろんおいしいのですが、特に富山でオススメしたいのが、北陸エリアを中心に営業する地場系の回転寿司です。
「回る寿司か…」と思ったアナタ、ちょっとお待ちを!
新鮮な魚介が手に入りやすく、米や水もおいしい富山では、分厚く大ぶりなネタをシンプルに握っただけでも十分なご馳走レベルの寿司が味わえます。何よりもリーズナブルなため、家族や友人同士でワイワイ楽しむには最高なのです。
そんな地場系の回転寿司店の中から、今回は、鮮度に絶対的な自信を誇る、「氷見回転寿司 粋鮨(いきずし)」を紹介します。
富山県内に3店舗。職人が握るご当地回転寿司
県内に3店舗を展開する「粋鮨」。今回訪れたのは高岡市の中心部、路面電車の万葉線が走る伏木港線、広小路交差点からすぐの高岡店です。
店内は、カウンター席が23席とBOX席が24席。
タッチパネル式のメニューがあり、お気に入りのネタをじっくり選びながら、好みのネタを注文することができます。
絶対に頼んで間違いなし!「氷見づくし盛り 特上」
初めて「粋鮨」を訪れたら、まず味わってほしいのが「氷見づくし盛り 特上」。
シーズンや仕入れによってネタが変わりますが、この日のラインナップは、ノドグロ、ブリ、サワラ、そして氷見牛など。富山の魚をよく知る職人が、その日セレクトした「上質な氷見産ネタ」8貫を食べられる贅沢な1皿です。
職人が“その日もっとも食べてほしい”氷見産のネタをセレクト
あまりの見事なラインナップに、どれから食べようか迷ってしまうのも楽しみのひとつ。
こちらは、皮目をさっと炙った氷見産のノドグロです。
口の中に入れたとたん、脂がのったノドグロの身がほぐれ、炙った皮と身の上質な甘みが口いっぱいに広がります。シャリは、コシヒカリを中心に「粋鮨」が独自にバランスよくブレンドしていて、旨みたっぷりの魚とよく合います。
回転寿司とは思えないほどのレベルの高さに、文字通り、舌を巻いてしまうおいしさです。
ウマさの理由は、鮮度。
県内随一の氷見漁港で職人が直に仕入れ
ネタの鮮度が抜群だと評判の「粋鮨」。
その理由は「仕入れ」にありました。
粋鮨では毎朝、寿司職人が自ら氷見漁港へ出向き、その日水揚げされた地魚を厳選して買い付けます。この日は、サワラ、キジハタ、カワハギの仲間のアンカン(ウスバハギ)など10種を仕入れていました。
が、「粋鮨」の鮮度が特別な理由、その真髄はこのあとです。
漁港の市場内で仕入れた魚をすぐに下処理
なんと、仕入れた魚を市場内で下処理していました。
すぐにエラや内臓を取除き、水洗いをすることで鮮度を保ち、魚本来の旨味を引き出すことができるんだそう。
「手間と言えば手間ですが、下処理を早く行うことで、身の質が違うんですよ」(粋鮨 待寺さん)
氷見漁港から「粋鮨」高岡店までは車で約30分。
たった30分、されど30分。
回転寿司でここまでやる店は珍しいですが、そのこだわりが違いを生んでいます。
丁寧かつスピード勝負の職人仕事、これが「粋鮨」が誇る鮮度の秘密なのです。
魚だけではなく氷見牛も。素材にこだわる極上の味
氷見産の鮮度抜群のネタがずらりと並ぶ「粋鮨」ですが、素材へのこだわりは魚だけではありません。
A4やA5等級の氷見牛など、地場の店ならではのネットワークで極上素材を取り寄せ、丁寧に仕込んだネタを職人が手早く、整然と、姿よく、1貫1貫握っていきます。
寒くなってくると、ますます脂がのってくる富山湾の魚介類。
職人がセレクトした極上の8貫のナインナップにワクワクが止まりません。
出典:KNBテレビ「ワンエフ」
2024年10月11日放送
記事編集:nan-nan編集部
【粋鮨 高岡店】
住所 富山県高岡市あわら町110
営業時間 11:00〜21:00
【ランチタイム】平日 11:00〜15:00
定休日 年中無休