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ブレンデッドスコッチの王道!バランタイン「ファイネスト」と「7年」を飲み比べ!1,000円の差で味はどう変わる?

特選街web

「The Scotch(ザ スコッチ)」といえばバランタイン。そのスタンダードスコッチのベストセラーともいえる「バランタイン ファイネスト」。飲んだことのない方のほうが少数派でしょう。これをワンランク上げて「バランタイン 7年」にすると価格の分だけ幸せになれるのか? 検証しました。

世界で2番目に売れているスコッチが「バランタイン」

お酒を飲まないという方でも、その名前だけは知っているのではないかと思われる「バランタイン ファイネスト」。まさにスタンダードといえるでしょう。

約200年の歴史を誇るスコッチの王道

ジョージ・バランタインによって1827年に設立されたバランタイン。そこから、約200年の歴史をもち、1895年にはヴィクトリア女王から英国王室御用達に指名されたスコッチの王道、「The Scotch(ザ スコッチ)」とも呼ばれるのがバランタインです。

おそらくお酒をまったく飲まないという方でも名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。なかでも伝説的な代表銘柄は「バランタイン 17年」ですが、筆者がデイリーで楽しめる価格ではありません。残念。

筆者のような一般市民にとって、もっとも馴染みのあるバランタインはきっと「バランタイン ファイネスト」。多くの方が、このビンは知っていると思います。ちなみにバランタインはスコッチの世界売り上げランキングでは2位。

「バランタイン 7年」。バランタインAgedシリーズの出発点となる1本。「バランタイン ファイネスト」との価格差以上においしいのか、気になります。

1位はジョニーウォーカーですが、1位と2位の差はかなり大きいのも事実ですが、3位や4位と2位のバランタインとの差が大きいのも、また事実。スコッチ業界の2TOPの1つがバランタインというわけです。

バランタインのスタンダードボトルといって差し支えのない「バランタイン ファイネスト」は実勢価格が700mlで1,300円前後とかなり購入しやすいお値段です。そして、そのワンランク上の銘柄が「バランタイン 7年」になります。こちらの実勢価格は2,300円前後

今回は価格差、約1,000円の「バランタイン ファイネスト」と「バランタイン 7年」をストレート、ロック、ハイボール、水割りの4種類の飲み方で飲み比べ。「バランタイン 7年」のほうが1,000円分以上の幸せになれるのか? を検証します。

「バランタイン ファイネスト」と「バランタイン 7年」を直球ストレートで楽しむ

色合いなどはほとんど変わりません。ハチミツやバニラを思わせるという香りもかなり似た傾向が感じられました。

より洗練された印象の自然で軽やかな甘みの「バランタイン 7年」が好き

バランタインの現マスターブレンダーであるサンディー・ヒスロップ氏によると「贅沢な甘みと長い余韻が、ファイネストから30年に至るまで、すべてのバランタインの共通特徴」だといいます。

そのせいか、まずはストレートで味わってみたところ「バランタイン ファイネスト」も「バランタイン 7年」も確かにしっかりとした甘みを感じるのです。まさに、安心できるおいしさといえます。

この甘みに筆者は「バランタイン ファイネスト」と「バランタイン 7年」の違いを感じました。どちらも甘いのですが、「バランタイン 7年」のすっきりとした甘さに対して、「バランタイン ファイネスト」の甘さと余韻には比較すると雑味を感じるのです。

この点から、筆者はせっかくストレートで飲むなら、甘みのすっきりとした「バランタイン 7年」のほうがおいしく感じられました。

ロックでゆっくりと楽しんでみた

自宅の自動製氷機で作った氷を入れて「バランタイン 7年」と「バランタイン ファイネスト」を楽しんでみました。

すっきりなのか? それともこってりなのか? でも好みは分かれそう

バランタインって複雑な味がしませんか? 筆者は「バランタイン ファイネスト」をはじめて飲んだときにそう思ったのです。そしてメーカーの公式WEBページによると「世界中でバランタインが好まれる最大の秘密は、ブレンドにあります。スモーキー香や木香を強めて個性とするのではなく、どこまでも豊かでなめらかな風味を求めて数十種類におよぶモルト原酒をブレンドしたスタンダード・スコッチ ― それが、ファイネスト。」との解説。

何か非常に個性的な味がするわけではなく、正統派なのに、それでいながら底のみえないような複雑さを感じさせるのが「バランタイン ファイネスト」だと思っていたのですが、その原因はどうやら数十種類の原酒がブレンドされていることにありそうです。

この複雑で正統派な味わいを氷を入れただけのロックで味わってみたのですが、当然スタンダードにおいしいわけです。コストパフォーマンスの高さを感じます。これに対して「バランタイン 7年」に同じように氷を加えて味わってみました。

筆者の「バランタイン 7年」のロックに対する印象は、なんかすっきりといった感じ。薄いとか、味わいが弱いというのではなく、「バランタイン ファイネスト」に比べて味わいの輪郭がよりはっきりとしているイメージです。

そのため、すっきりしているといっても、氷が溶けてくると味わいが弱くなるというわけでもありません。より洗練された「バランタイン ファイネスト」が「バランタイン 7年」と感じました。

大好きなハイボールで楽しむ

筆者の晩酌の定番であるハイボールにしてバランタインを楽しんでみました。後味のすっきり感が大きな差となる結果でした。

余韻の甘みが消えていく印象が異なる

「バランタイン 7年」の特徴は公式WEBページによると「100%アメリカンオーク樽で7年以上熟成した原酒のみを使用したバランタイン。」だそうです。これによって何が起きるかといえば、7年以上熟成による「スコッチらしい端正な熟成感」が得られ、アメリカンオーク樽由来の「芳醇で甘やかな香り」が発生するといいます。

確かに正統派スコッチらしい端正な印象は受けますし、甘やかな香りも「バランタイン 7年」からは感じられます。しかし「バランタイン ファイネスト」とハイボールにして飲み比べたときにも、強く感じたのはフィニッシュの甘やかな余韻が消えて行く際の印象の違いです。

「バランタイン 7年」の余韻が、そこそこ長いのに不自然さや雑味を感じることなく消えていくのに対して「バランタイン ファイネスト」の余韻の甘みはちょっとした雑味を感じるのと、消えていく際の印象がややべたつくのです。

これがハイボールにしても同傾向で、普段、筆者は「バランタイン ファイネスト」を飲んでいるのですが、「バランタイン 7年」のハイボールを飲むと、しっかりと味わいはあるのに、後味すっきりにやられてしまいます。

水割りで飲むならどっち?

スコッチ1に対して水2の割合で作った濃いめの水割りで「バランタイン 7年」と「バランタイン ファイネスト」を試してみました。

個人的にはより洗練された「バランタイン 7年」が好き

スコッチやウイスキーを飲む際に、筆者はほとんどの場合、炭酸割りであるハイボールを選択するのですが、時折水割りが飲みたくなります。ただし、筆者が自宅での晩酌で飲みたくなる水割りは、お酒1に対して水2程度の割合で作った濃いめのものです。

ちょっと静かにゆっくり飲みたいときに選択します。この水割りで比較した際にも感じるのは、比較論なのですが「バランタイン ファイネスト」に比べて「バランタイン 7年」が洗練された、すっきりと自然な味わいになっていることです。

筆者はウイスキーやスコッチの水割りには、ストレートやロックとも、ハイボールとも違う、すっと入ってくるようなやわらかな飲み口を期待しています。すると、ここでも雑味が少なく、甘みがべとつかない「バランタイン 7年」の洗練された味わいがアドバンテージになるのです。

水割りにおいても、筆者は素直にランク上の「バランタイン 7年」のほうがおいしく感じました。まさに「バランタイン ファイネスト」のランク上といった印象を受けたわけです。本当によくできています。

7年にはじまって10年、17年、21年、30年と試したくなるのが怖い

味は確かに違う! 1,000円の価格差をどう考えるか?

「バランタイン ファイネスト」よりも、価格の差の分はおいしく仕上がっているように感じる「バランタイン 7年」。そのバランスが絶妙とも思えます。

「バランタイン ファイネスト」は1本(700ml)が1,300円程度で購入できるスタンダードでバランスのよい、高コストパフォーマンスなスコッチといえます。バランタインが世界で2番目に売れていることも納得の味わいです。

そして、これに1,000円程度プラスすれば「バランタイン 7年」が購入できます。劇的に味が違うかと聞かれれば、味の傾向そのものは、さほど変わらないものの、飲めばより洗練された味わいであることは間違いありません。

わずか1,000円差ではありますが、「バランタイン ファイネスト」が1,300円程度で購入できることを考えると、あと300円出せば2本買えてしまいます。そこまで考えると、筆者は「バランタイン ファイネスト」メインで、時折「バランタイン 7年」でちょっとしたぜいたく感を味わえばよいかと思っています。

それよりも恐ろしいのは「バランタイン ファイネスト」と「バランタイン 7年」でこれだけ差があるのだから、7年と10年の差はどうなのだろうか? と気になって仕方ないこと。7年と10年に差があれば、次は17年、そして21年、さらには30年と気になるのは間違いないことです。

もしかすると「バランタイン 7年」を試したことでバランタインAgedシリーズの奥深い世界への扉を開けてしまったのかもしれないと、ちょっと恐ろしくなってもいるのです。みなさんもぜひバランタインAgedシリーズの出発点である「バランタイン 7年」を試してみてはどうでしょうか。

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