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『アメリカン・サイコ』新映画版は順調に進行中、「素晴らしい脚本」とルカ・グァダニーノ監督

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クリスチャン・ベール主演『アメリカン・サイコ』(2000)の再映画化企画が順調に進行しているようだ。米ラスベガスにて開催中のCinemaConにて、監督のルカ・グァダニーノが明かした。米が報じている。

ブレット・イーストン・エリスの原作小説に基づく本作は、ベール主演の2000年版をリメイクするものではなく、小説のテーマや主人公のパトリック・ベイトマンを新たに解釈するものといわれている。CinemaConに映像で登場したグァダニーノ監督は、「『アメリカン・サイコ』の新たな翻案を映画にするため懸命に取り組んでいます。私が心から大好きな、大きな影響を受けた小説です」と語った。

脚本は『コンテイジョン』(2011)『サイド・エフェクト』(2013)などのスコット・Z・バーンズ。グァダニーノ監督は「素晴らしい仕事をしてくれています。非常に素晴らしい脚本ができあがっています」と強調した。

主人公パトリック・ベイトマン役は『エルヴィス』(2022)『デューン 砂の惑星PART2』(2024)のオースティン・バトラー。一流投資会社の副社長であるベイトマンは、容姿端麗で公私ともに充実していながらも、心の闇に突き動かされて連続殺人に手を染める役どころだ。その他の出演者は不明ながら、水面下ではキャスティングも進んでいる模様。グァダニーノは「主要人物を演じるすごい役者たちと話し合いをしています」と示唆した。

本作の製作・配給は、2000年版に続いて米ライオンズゲート。エグゼクティブ・プロデューサーには、2000年版のプロデューサーであるエドワード・R・プレスマンの息子サム・プレスマンが就任した。

なお、『君の名前で僕を呼んで』(2017)や『チャレンジャーズ』(2024)で知られる名匠グァダニーノは多忙な創作を続けており、現在はジュリア・ロバーツ&アンドリュー・ガーフィールド出演のスリラー映画『アフター・ザ・ハント(原題)』のポストプロダクション(撮影後作業)が進行中。ジョシュ・オコナー&レア・セドゥ出演『Separate Rooms(原題)』のほか、DC映画『サージェント・ロック(原題:Sgt. Rock)』も企画中だ。

現時点で『アメリカン・サイコ』の撮影スケジュールは不明。グァダニーノは将来的にCinemaConで映像をお披露目したいとも語っているが、それが来年になるのか、それとも再来年以降になるのかはわからない。

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