パリオリンピック男子バレーボール日本代表、涙の準々決勝敗退…48年ぶりベスト4ならず
イタリアとフルセットの死闘
パリオリンピックの男子バレーボール日本代表は5日、準々決勝でイタリアと対戦し、フルセットの末に2-3(25-20、25-23、25-27、24-26、15-17)で惜敗し、ベスト4入りはならなかった。
幸先よく2セットを先取した日本は第3セットもイタリアをリードし、ついにマッチポイントを奪う。あと1点取れば1976年モントリオールオリンピック以来48年ぶりの準決勝進出だったが、そこからイタリアの反撃を許して第3セットを失うと、第4セットも取られて試合は第5セットに持ち込まれた。
運命の最終セットは両チームとも死力を尽くす一進一退の攻防。13-14とイタリアにマッチポイントを取られたものの石川祐希の執念のアタックで逆転し、日本が15-14とマッチポイントを奪い返す。しかし、再び追いつかれ、最後は15-17で力尽きた。
前回の東京大会も準々決勝で敗退し、悔しさを胸に金メダルを目指して乗り込んだ花の都パリ。またもはね返された世界の壁は、次こそきっと乗り越えられる…。そんな期待を抱かせるに十分な日本の激闘だった。
Ⓒゲッティイメージズ
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記事:SPAIA編集部