シェフとバリスタの個性が融合する県庁前の『LIBRE』でラテとカヌレを実食 神戸市
ビストロ『LIBRE』が、加古川から神戸市中央区の県庁前に移転オープン。お昼はカフェとして楽しめるお店にアップデートしたと聞き、さっそく行ってきました。
場所は県庁の北側、山手幹線を渡ったところにあります。最寄り駅は地下鉄県庁前駅ですが、元町駅からも徒歩で10分ほどとアクセスも抜群。オーナーシェフの寺北さんとバリスタの奥様がお二人で営んでいます。
無機質な壁や床、木の温かみを感じるテーブル。シンプルでいてどこかホッとする居心地の良さを感じます。イートインだけでなく、大きな窓からテイクアウトの注文も可能なんだそう。
カフェの営業は13時から。ランチの提供はありませんがスペシャルティコーヒーを始め、紅茶やワイン、ビールにジンなど昼飲み利用もOK。ラインナップは厳選されていて1つずつコンプリートしたくなります♪
入店したらカウンターでオーダーと会計を済ませるのですが、迷いに迷いそうなのがお菓子たち。ビジュアルがとにかく魅力的です。お腹ペコペコでの訪問は、欲望が暴走してしまう可能性があるので念のためご注意を。暴走を食い止めながらこの日はオススメのドリンクとお菓子を2種類ずついただくことにしました。
まずは「中煎りブレンド」から。コーヒー豆はバリスタの奥様が好きだという、京都の稲荷伏見にある「ABOUT AS COFFEE」の豆が使われています。神戸ではこちらでしか取り扱いがないそうで、グアテマラ・エチオピア・コロンビアの3種類がブレンドされているそう。
飲んでみると苦みと酸味のバランスがよく深煎り派の筆者もとても気に入りました。フルーティな香りの中に酸味がちょっぴり顔を出している感じで、人気というのも納得です。
そして筆者にインパクトを残したのはカフェラテ。見た目はとてもシンプルですがこれがなかなか奥深い...!ミルクの層が可視化できる透明のカップ、厚めのミルク層、クリーミーな味わいと、とても飲みごたえのある一杯になっています。砂糖なしでも味に深みがあるのは、甘みの強い北海道の「たかなし乳業」のミルクを使っているからだそう。”クリーミーなラテ”はとてもオススメです。
バスクチーズケーキはこどもから大人まで人気です。濃厚な味わいの北海道のたかなし乳業のクリームチーズにミルク、淡路の北坂養鶏所の平飼い卵など素材にもこだわっています。火入れにこだわりその食感はねっとり、とろ~り。甘さを感じたかと思えばすぅーっと消えていき、心地よい余韻が口の中で広がります。
外はカリッとクリスピー感が強く中はもっちりなカヌレは、バニラビーンズとラム酒の香りが漂う大人のお菓子。ワインとの相性も良く、果実味のある赤ワインとのペアリングを教えてもらいました。
夜の営業でもお料理の後、コーヒーやお菓子が楽しめるそう。座席数が限られていますので事前に予約(昼は不可)をして訪れるのがオススメです。
場所
LIBRE (リーブル)
(神戸市中央区中山手通4丁目18-6 ハイエスト中山手1階)
営業時間
月曜〜木曜日、日曜日
cafe 13:00〜17:00(L.O.16:30)
dinner 17:00〜22:00(L.O.21:00)
金曜日、土曜日
cafe 13:00〜17:00(L.O.16:30)
dinner 17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日
不定休
※詳しくは公式Instagramにてご確認ください
オープン日
2024年12月19日(木)