「May’n Road to 20th Anniversary with アニメイト」特別連載「May’nが選ぶシチュエーション別楽曲」【第3回 カラオケの十八番&May'nソング】
今年、6月1日にメジャーデビュー20周年を迎えるMay’nさん。インストアイベントや海外店舗訪問などを通じて、デビュー当時からアニメイトとの密な関わりを築いてきました。現在は、20周年に向けたアニメイトとのコラボレーション企画「May’n Road to 20th Anniversary with アニメイト」を展開中です。
本企画の一環として、アニメイトタイムズでは「May’nが選ぶシチュエーション別楽曲」が連載中! さまざまなシチュエーションにぴったりの楽曲をMay’nさん自らが選び、その選曲理由を語っていただきます。
第3回はカラオケの十八番&May'nソング。カラオケにはよく行かれるというMay'nさん。どのような曲がラインアップされているのでしょうか? May'nさんの選りすぐりの楽曲とエピソードをぜひお楽しみください
第3回 カラオケの十八番&May'nソング
こんにちは、May'nです! 連載第3回目のテーマは「カラオケの十八番&May'nソング」です。突然ですが、皆さんはカラオケによく行きますか? 私は最近なかなかカラオケに行けていないのですが、以前はよく行ってました。カラオケにはひとりよりは友だちと行く機会が多いです。やっぱり、誰かと歌う方が楽しいなって。みんなで盛り上がれるのも、カラオケの醍醐味のひとつですよね。
「oath sign/LiSA」
さて、そんな私がカラオケでよく歌う4曲を紹介します。まず外せないのが仲良しのLiSAちゃんの「oath sign」(TVアニメ『Fate/Zero』オープニングテーマ)。「シルシ」(TVアニメ『ソードアート・オンラインⅡ《マザーズ・ロザリオ》編』EDテーマ)も歌うことが多いのでとても悩みましたが「oath sign」は歌っているとテンションが上がるし、何より楽しいです。
LiSAちゃんは、私が「oath sign」を好きで、カラオケで何度も歌ってくれていることを知ってくれていて。それをきっかけに、LiSAちゃんのアコースティックイベント(2018年「LiVE is Smile Always~FUN & FANFARE~[Acoustic Time]」)にも呼んでいただき、「oath sign」を一緒に歌わせていただきました。すごく楽しかったです。
LiSAちゃんとも何度か一緒にカラオケに行ったことがあります。LiSAちゃんの前で「oath sign」は……歌ったかな……? 実際に歌っている人の前で歌うのも好きなので、歌った可能性はあります(笑)。歌が上手い人と一緒に行くカラオケってすごく楽しくて、逆に緊張しないです。
時々「May'nと行くと緊張する」「May'nにオフのタイミングで歌わせるなんて」と気を使ってくれる友だちもいるのですが、歌手同士だとお互い何も気にしない(笑)。だから結構気軽に行けるんですよね。そして、歌手の友だちと行くと「プロの声量ってすごいな」って思います。ちょっと外に出たタイミングで音が漏れてくるのですが、私も友だちから「声が外まで聞こえてきてた」と言われました……職業柄、どうしても声が大きいんです(笑)。
「Every Heart -ミンナノキモチ-/BoA」
BoAさんの楽曲はデビュー前から大好きです。コンテストやオーディションでたくさんBoAさんの曲を歌ってきました。私がデビューを掴んだオーディションで歌った曲のひとつにBoAさんの「VALENTI」があります。BoAさんの曲があったからこそ、今の私があるんだなと感じます。
「Everyheart -ミンナノキモチ-」もカラオケで歌いまくっている曲です。カラオケ大会のようなコンテストでも歌ってきました。やっぱりデビュー前に聴いていた曲には、今以上に濃い想いで音楽を聴いていた記憶があります。年月が経った今でも、カラオケで一番歌う曲って、実はデビュー前にたくさん聴いて、練習していた曲だなって。
コラム第1回の「気持ちが上がるアニソン」にも通じるものがあるのですが、昔聴いていた曲のほうが歌詞が自然と全部出てくるんですよ。最近よく聴いている曲でも、いざカラオケで歌おうとすると意外と歌詞が出てこないことがあって。「あれ、こんなに聴いてたのになんでだろう?」って思うこともしばしばあります。
それと、たくさん曲を聴いているのに、「歌いたい!」って思うような曲がパッと浮かばないこともあります。そんな時は、自分のプレイリストを見返して「最近何を聴いてたっけ?」って確認しています。
でもやっぱり、デビュー前にたくさん聴いていた曲は、今でもパッと歌えるものが多いです。BoAさんもそうですし、宇多田ヒカルさんの曲だと「Can You Keep A Secret?」や「Wait & See 〜リスク〜」もよく歌っています。あの頃は「(自分がこういう曲を)歌いたい」という強い気持ちで曲を聴いていたんだろうな。だからこそなのかもしれません。
「Another/May'n」「Phonic Nation/May'n」
カラオケで自分の曲はめちゃくちゃ歌います。ライブで歌う機会が減ってしまった曲や、個人的に好きな曲を選ぶことが多いです。ファンの方からは「その曲こそライブで歌えばいいのに!」と思われるかもしれませんが(笑)。今では200曲くらいの中から約20曲に絞らなきゃいけないので、どうしても外れてしまう曲が出てしまうんです。
ライブのセットリストって、本当に悩ましいんです。ああ、外れてしまったって時は「じゃあカラオケで歌おう」って(笑)。
今回紹介した「Another」もそういう曲ではあるのですが、少し前に「Another」をイベントで久しぶりに歌いました。その時も思わず熱弁してしまいました。メロディがすごく美しくて、リズムがとても気持ちが良い、バラードに近いナンバーです。
「Another」をカラオケで歌うときのアドバイスですか? う〜ん。「リズムに乗ること」でしょうか。すごくドラマティックな歌詞なのですが、その意味を考えすぎるとリズムを見失いがちになることもあります。でもやっぱり音楽なので、リズム感やビートを大切に歌うと気持ちよく乗れると思います。
特に「Another」は、ドラムがキーになっている曲だと私は思っていて。逸る気持ちというのも、ドラムが表現してくれているんですよね。だからこそ、まったりするところと、心が走っているところとで、リズムを感じながら歌うと、自然と気持ちが高まると思います。
一方の「Phonic Nation」はプライベートでこそ歌いたい曲でもあります。だから、カラオケでいろいろなアーティストさんの曲を歌い終わったあと、「あと5分くらいですよ」なんて電話が入ったタイミングで「じゃあ最後に「Phonic Nation」を歌おう!」って自ら言います(笑)。どれだけ自分の曲が好きなんだって話ですけど(笑)。でも本当に大好きな曲です。
「Phonic Nation」は自分で作りました。自分の過去の歌詞に勇気づけられることも多いのですが、特に「Phonic Nation」の歌詞は「音楽っていいな、ライブって良いな」と思わせてくれる曲です。〈月日が経っても形が変わっても 変わることない歌がある君の笑顔できっとひとつのnation -国- になるよほら、こんなに溢れてる見渡してごらん今おんなじ空を見てる〉。
カラオケでもピースな気持ちで締めることができるので、ぜひ皆さんも、最後の曲として歌ってもらえたら嬉しいです! 「また、カラオケに来ようね!」って明るい気持ちで終われると思います。私自身、すごく明るい気持ちを持って歌える曲です。カラオケでも「音楽って最高だね」ってみんなで感じられるんじゃないかと思います。音楽って、本当に最高ですよね!
ではまた次回お会いしましょう! May'nでした!
【取材・文/逆井マリ】
『May’n Road to 20th Anniversary with アニメイト「With you -For you-」』楽曲リクエスト開始!
5月31日(土)アニメイトシアターで開催されるライブイベント『May’n Road to 20th Anniversary with アニメイト「With you -For you-」』の楽曲リクエストがスタート致します!
本公演は5月9日(金)、10日(土)にパシフィコ横浜で行われた『SANKYO presents May’n 20th Anniversary Concert Gratz from MACROSS F』において披露した計42曲以外から皆様のリクエストを募り、スペシャルなセットリストにてお届けします!
以下回答フォームより
①リクエスト曲
②リクエスト曲を選んだ理由やエピソードなど
をご回答ください。
【回答フォーム】
全員で最高のステージを作りましょう!
〇応募期間:2025年5月14日(水)18時~2025年5月21日(水)23時59分まで
アーティスト活動20周年記念アルバム『TWENTY//NEXT』リリース決定!
アーティスト:May’n
発売日:2025年8月13日(水)
発売元:イーリングプロダクション
販売元:avex pictures
■初回限定盤(CD2枚組+Blu-ray)
価格:税抜5,000円/税込5,500円
品番:XNEP-00001〜2/B
JAN:4595557445016
・アーティストフォトジャケットA(表1)
・歌詞ブックレット
・撮り下ろしフォトブック(約24P)
■通常盤(CD2枚組)
価格:税抜4,000円/税込4,400円
品番:XNEP-00003〜4
JAN:4595557445023
・アーティストフォトジャケットB(表1)
・歌詞ブックレット
●収録楽曲
・May'n☆Space (Re-Recording)
・キミシニタモウコトナカレ (Re-Recording)
・Ready Go! (Re-Recording)
・シンジテミル (Re-Recording)
・Phonic Nation (Re-Recording)
・Scarlet Ballet (Re-Recording)
・Brain Diver (Re-Recording)
・Chase the world (Re-Recording)
・アオゾラ (Re-Recording)
・ViViD (Re-Recording)
・今日に恋色 (Re-Recording)
・Belief (Re-Recording)
・You (Re-Recording)
・graphite/diamond (Re-Recording)
・未来ノート(Original Mix)
・オレンジ(Original Mix)
・蒼の鼓動(Original Mix)
・LIES GOES ON(Original Mix)
・ストロボ・ファンタジー(Original Mix)
・タイトル未定(新曲)
他、全21曲予定(上記は順不同)
【BD収録リスト】
・「タイトル未定(新曲)」Music Video
・MVメイキング
イベント情報
May'n 20th Anniversary Symphonic Concert「TWENTY Around for You」
★詳細近日発表!
May'n 20th Anniversary Live Tour 2026「THE BEST of May'n」
★20th Anniversaryを締めくくる集大成のライブツアー開催決定!
日程、会場
03月08日(日)Zepp Nagoya
03月15日(日)Zepp Namba(OSAKA)
03月21日(土)Zepp Haneda(TOKYO)
and more…
詳細は後日発表!
May’nプロフィール
2005年、弱冠15歳にしてメジャーデビュー。POPSからROCK、DANCE、R&Bと幅広く歌いこなす実力派女性歌手。これまでアニメ、ドラマ、映画、ゲームの主題歌を担当し、数多くの作品がトップチャート入りを果たしており、日本武道館や横浜アリーナにて5度に渡り単独公演を開催。
2010年からは海外ツアーも開催しており、世界16都市で単独公演を開催し、海外フェスでは大トリを7カ国9カ所で務めた。
また、中国最大手のSNS「WEIBO」のアワード「WEIBO Account Festival in Japan」にて、日本人として初の3年連続受賞、中国・深圳で開催されたアワード「ASIAN MUSIC FESTIVAL 2019」でも日本人として唯一の受賞を果たすなど、全世界で精力的に活動をしており、特にアジア圏では絶大な人気を誇る。
近年はミュージカル作品にも出演し幅広い活動を行う。
2025年、デビュー20周年イヤーに突入。2026年3月からは東名阪ツアー「The BEST of May'n」を開催。
圧倒的な歌唱力と伸びのあるハイトーンヴォイスで国内外を問わず人々を魅了し続けている。