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活気もたらす起爆剤に!関山神社のみこし修理完了

上越妙高タウン情報

「火祭り」で知られる妙高市の関山神社で、傷んでいたみこしの修理が100年ぶりに行われました。みこしは今年7月の「火祭り」でお披露目される予定で、地元では担ぎ手不足が進むなか例年以上に盛り上げたいと意気込んでいます。

これが関山神社のみこしです。毎年「火祭り」にあわせ丸一日かけて関山地区をまわります。長年担がれてきた影響で傷んでいたため、県内の専門業者によって半年かけて修理され、先月末に神社に戻ってきました。

本格的な修理は100年ぶりです。合わせて色を塗り直すなどの化粧直しも60年ぶりに行われました。

関山神社氏子総代  内田竜太郎さん
「飾りもボロボロ。塗装も剥げていた。木に亀裂、担ぐのも危険だった。分解して組み直してもらった。こんなにきれいな金色だったのか!と驚いた」

祭りでは年々担ぎ手が減り、台車に乗せてまわる方法が4年ほど前から検討されてきました。このなかで、台車に乗せる前に「修理してきれいなみこしを担ぎたい」との声が地元の人からあがり、去年、神社の役員会で修理が決まりました。費用はすべて神社が負担しました。

関山神社の文化財を㏚している市民団体「妙高(関山)の文化財を語る会」の会長、川上昭治さんも若いころにみこしを担いだ経験があり、今回の修理を心待ちにしていました。

妙高(関山)の文化財を語る会  川上昭治 会長
「若者が減っているが、地元の人で協力して次の世代につなげていってほしい。神社とともに長く守っていきたい」

みこしは7月の「火祭り」でお披露目され、関山地区で担がれることになっています。地元以外の人も参加できます。

関山神社氏子総代  内田竜太郎さん
「今担いでいる人は、本来の姿を見たことがない人が多い。きれいになったみこしを見て、愛着がわくと思う。多くの人に来てもらいたい。担ぎ手が100人以上来てくれるとうれしい。待っています」

今年の火祭りは7月19日(土)と20日(日)に行われます。19日は、「仮山伏の棒使い」の披露と豊作を占う「松引き」。20日はみこし渡御です。みこし担ぎは当日参加もでき、神社で受け付けます。

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