もっちり太麺に濃厚ソースが絡みつく鉄板ナポリタン【しろがね】富山空港近くの食事処
富山の空の玄関口、富山空港。
富山市中心部の市街地からは少し離れていますが、近くに総合運動公園やテクノホール、遊具や広場がそろった大きな公園があるため、旅行目的以外でもこのエリアをよく訪れる人は少なくないのではないでしょうか。
そんな空港の広い駐車場の目の前に、おいしいナポリタンが自慢の食事処「しろがね」があります。
寿司店を改装したゆとりある店構え
足を踏み入れると…とっても気さくな食事処
元は寿司店だったということで、見るからに立派な店構え。
キッチンを囲むカウンターや風格のある個室も、その名残が垣間見えます。
以前は市中心部に店があったという「しろがね」。入居していたビルの取り壊しがきっかけで、7年ほど前に今の場所に移転してきました。
店構えこそ漂う風格に気後れしてしまいそうなほどですが、店を切り盛りする女性店主の岡本さんは気さくで親しみある人柄。初めての人でもにぎやかに迎え入れてくれるので、ランチに立ち寄るもよし、飛行機の搭乗前に料理とお酒を楽しむのもよし。空港や飛行機を見学しに来るファンも頻繁に訪れます。
濃厚ソースがもっちり太麺に絡みつく!
アツアツの鉄板ナポリタン
和の雰囲気が漂う「しろがね」ですが、看板メニューは意外にも洋食の定番、ナポリタン。
ナポリタン 1000円
アツアツの鉄板の上には、もっちりと太いスパゲッティに、たまねぎ、ピーマン、マッシュルーム、そして…赤ウインナー。
昔懐かしい喫茶店や洋食レストランのナポリタンといった見た目で、麺や具にたっぷりと絡んだトマトソースの濃厚な味わいもまさに昔ながらの日本の洋食です。
時間が経っても熱さが損なわれないのも鉄板ならでは。炒めた野菜の香りや風味がずっと続くのに加え、次第にソースが煮詰まったり麺に吸収されていったりして、食べ進めるうちにさらに濃厚な味を楽しめます。一緒にごはんを食べる人が多いというのも納得です。
ナポリタンの下には玉子が敷かれているので、絡めて食べれば味変にもなります。
その日の朝に決まる「日替わりランチ」も人気
“家の延長のようなごはん”を味わって
「しろがね」では、日替わりランチも人気。
当然、メニューは毎日変わるのですが、決まるのはその日の朝なんだとか。その時々の食材、天候や気温なども加味しながら、しょうが焼きやメンチカツ、よだれ鶏にオムハヤシや親子丼と、和・洋・中さまざまなメニューが並びます。メインのおかずに、ごはんやみそ汁、そして、副菜の小鉢が3つほどついた定食スタイルで、栄養バランスもよく毎日食べても飽きがこなさそう。
店のInstagramにその日のメニューが載るので、ぜひチェックを。
提供しているのは「家のごはんの延長のような食事」という岡本さん。
家よりもちょっと多い品数で、栄養バランスも考えられていて、ちょっと心やすまりそうな「しろがね」のランチ。家で食べられそうで、なかなか食べられない味って本当の贅沢という気がしますよね。
富山空港方面を訪れたら、ちょっと立ち寄ってみたくなる食事処です。
店舗情報
【しろがね】
住 所 富山県富山市新保887
営 業 月~金曜(夜ごはんは予約のみの営業)
11:30~14:00
定休日 土・日曜、祝日
電 話 076-456-5262
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2024年6月12日放送
記事編集:nan-nan編集部