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小学生がファミマ店員に 市との協定により初開催

タウンニュース

赤岩店長からレジ打ちを教わる子どもたち

(株)ファミリーマートが8月1日、秦野市では初となる「ファミマこども食堂・こども店長」を開催した。今年5月に同社と秦野市が締結した包括連携協定に基づく取り組みで、ファミリーマート秦野市役所前店と市役所本庁舎の会議室を使用して実施した。

協定の中には「子ども・青少年育成」に関する項目が盛り込まれており、今回実施した「ファミマこども食堂・こども店長」もこの一環。同社ではこれまでイートインコーナーがある店舗でのみ実施してきたが、今回は市の協力を得て会議室を使用できることになったため、実現したという。同社執行役員地域代表(首都圏)の草間浩昭氏は「子どもたちには体験を通してファミリーマートを身近に感じてほしい。今後も『地域貢献と言えばファミマ』と言われるような活動を行っていきたい」と話す。

レジ打ち・品出し「またやりたい」

当日は小学1年〜3年までの8人が参加。はじめに2チームにわかれ、店舗でレジ打ちと品出し体験を行った。子どもたちはファミリーマートの制服に身を包み、来店した客へ「いらっしゃいませ」とあいさつ。レジ打ち体験では実際にレジの画面を操作したり、商品のバーコードをスキャンして袋詰めを行った。

品出し体験では、ドリンクが並ぶ冷蔵庫のバックヤードに移動。棚の裏からペットボトルの補充を行った後、棚の正面に回って「顔出し」と呼ばれる商品を正面に向ける作業を行った。

その後、会議室で「ファミマこども食堂」を実施。ファミチキやサンドイッチなどが提供された。この「こども食堂」は同社と森永乳業(株)のコラボ事業で、「おなかの健康の大切さ」やビフィズス菌の関係などを学ぶ「おなかの健康クイズ」なども行った。

今回のイベントに参加した増山哲也さん(南が丘小2年)は「一番面白かったのはレジでピッとバーコードを読み取ったこと。バックヤードは寒くて、飲み物がいっぱい並んでいてびっくりした。またファミマに来たいし、店員もやりたい」と話していた。

職業体験の指導を行った同店の赤岩徹店長は「子どもたちが楽しそうに体験をしているのを見て、こちらも嬉しくなった。店員がどんな仕事をしているのか興味を持ってもらい、これをきっかけにまた店舗に遊びに来てもらえれば」と話していた。

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