【市川市】国分川調節池、妙典公園、ぴあぱーく妙典の3カ所に計90本!さくらオーナー植樹式
市川市が2004(平成16)年から始めた「さくらオーナー制度」の植樹は20年で9回目を迎えました。
妙典公園に32組72人が集まり土かけ
市制施行90周年の今年は記念事業として国分川調節池、妙典公園、ぴあぱーく妙典の3カ所に計90本の桜の苗木を植樹。
1月21日の妙典公園には田中甲市長が参加し、32組72人のオーナーが桜の根元に土かけを行いました。
江戸川や小規模な河川、公園などを桜の木でつなぎ、市川市の美しい水辺、思い出に残る郷土づくりを目的に始まった桜並木整備事業。
その一環であるオーナー制度は、一口10万円以上の寄付をした市民がさくらオーナーとして植樹、自筆の記念プレートを根元に立てるというもの。
本年度までに317本が植樹されました。
出席者それぞれの思いを桜にのせて
田中市長は「市民オーナーの皆さまの期待に応えるために、桜の街づくりを進めていきます」と宣言しました。
市長から代表でさくらオーナー認定書を受け取った妙典在住の増田怜さん(43)は「家族全員で来ました。大好きな桜の咲く頃に生まれた長男に桜輝の名前を付けました。分かりやすいでしょう」とうれしそう。
2回目の応募でさくらオーナーに初当選した地元の石田さん(82)は「お墓を造るような気持ちで申し込みました。子ども、孫たちも毎春、桜を見に来てくれそう」と笑顔で話してくれました。
「妙典河川敷の環境を守る会」の藤原孝夫会長(83)は「桜の環境を未来に引き継いでいきたい」と締めくくりました。(取材・執筆/マット)
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市川市街づくり部公園緑地課