【山鹿市】オープン情報!チーズケーキと珈琲のお店「Cafe 有働バス」は、今も95歳のおばあちゃんが住むお家だった!
山鹿にて2025年1月27日に新しいCafeがオープンしておりました。その名もチーズケーキと珈琲のお店「Cafe 有働バス」。不思議な名前と大きな古民家が登場! 一体どんなCafeでしょうか!?お昼の時間にに伺った様子をお伝えします。
場所は山鹿市山鹿
場所は山鹿市の「千代の園酒造」のすぐ近くになります。 駐車場は「千代の園酒造」の広い駐車場に置けますが、他のお店に来られる方も利用されますので、置き方によっては車の移動をお願いすることもあるそうなので、ご了承ください。
とても大きく立派なお家。素敵にリノベーションされております。
「Cafe 有働バス」と可愛い刺繍がされた、真っ白な暖簾にときめきます。
和と洋のバランスがとても素敵な外観で、どこにカメラを向けても絵になってしまいます。
昔昔の立派なお家。ここが入口になります。
このカフェは、今現在もおばあちゃんのお家
「おじゃまします」と、こちらから靴を抜いであがります。
「お席の確保」、「メニューを決める」、「レジにて注文、会計を済ませる」、「お席で待つ」と書いてあります。先にお会計をするスタイルですので、お間違いなく。
しんとした広いと廊下。まるで旅館のようです。 こちらはリノベーションされた築90年の古民家だそうですが、実はここはオーナーである井上さん(男性)の「おばあちゃんのお家」でもあるんです。
そして、95歳になられるおばあさまも、
現役で住んでいらっしゃいます!
なんだか色々びっくり!「おばあちゃんのお部屋」からはにぎやかなテレビの音がしていました。
廊下から扉を開けると、素敵なカフェスペースが広がっています。全てのお席の椅子やテーブルが一つ一つ違って、センスが光ります。カリモクの椅子などが、畳のお部屋に映えておりました。
ライトも素敵… 賑やかなお客さまの笑い声が聞こえて、おばあさまも日中寂しくなくていいなぁ。孫が自分のお家をおしゃれにリノベーションしてカフェをオープンさせてそこでお仕事をしているなんて、あたたかい毎日だなぁと感じました。きっと素敵なおばあさまだからこそ、人が集まってきたんだろうなとも思います。
先程の広いスペースとは別のお部屋のお席に座りました。こちらはおばあさまの代からあるミシン台をリメイクされたもの。古いものに囲まれているけれど、新しい。全てが新しく命を貰って輝いているようです。
こだわりのチーズケーキ
メニューはチーズケーキとドリンクのケーキセットになります。チーズケーキは2種類。 「山鹿モンローテリーヌ」と「山鹿ナポレオンチーズケーキ」。どちらもテイクアウト可能で、テイクアウトの価格は570円となっております。
ドリンクは、ドリップ珈琲、ラテ、ソフトドリンク、となります。
「山鹿モンローテリーヌ」を注文しました。とても綺麗。お皿は「Cafe 有働バス」オリジナルのもので、販売もされております。
浅煎りの珈琲と共に。しっとりとしたクリームチーズにレモンの風味がふわり。 甘さは控えめですが、ホワイトチョコを使用してある事で、とてもコクがあり、食べ応え充分です。シンプルだけれども、贅沢な味わい。 もう1種類の「山鹿ナポレオンチーズケーキ」を少し頂きましたが、全く違う味わいでびっくり。甘みというよりもチーズのコクが強く、ワインなどとも合いそうな大人の味でした。黒コショウをかけても美味しいんですよ、とオーナーさん。これはぜひぜひ両方食べて欲しい。
抹茶ラテは甘さ控えめな本格的お抹茶の香りを残したもの。チーズケーキと合わせても甘くなりすぎない計算がされており、感激しました。 素敵なお部屋でちょこちょこチーズケーキを食べながらくつろぐ時間は、
まるで遠くまで旅行に来たかのように、気分を変えてくれます。
お店の名前はどうして「有働バス」というのですか?と尋ねたところ、この家に住むおばあさまの義理のお父さんが「有働バス」というバス会社を山鹿で経営されていたそうで、こちらのお家はその時のものだそう。 当時のお写真の、バスの形の違いにも驚きます。
2階には当時の従業員さんが寝泊まりすることもあったそうで、この広さに納得です。
カレーの日もあります!
たまたまだったのですが、この日はカレーの日で、「calmest coffee shop」 などでも提供されている、THE 1984さんのカレーも食べられました。
2種盛り ホウレンソウと小松菜のカレー/無水チキンカレー をオーダーしました。これがもう絶品。
見た目も素晴らしいこちら。特にホウレンソウと小松菜のカレーはグリーンのお味が濃厚で、いい意味でカレーという事を忘れてしまう程の弾ける美味しさ。無水チキンカレーもほろほろ具合がやみつきになるお味でした。
お皿もこだわりのヴィンテージプレートを使われているそうで、「Cafe 有働バス」のコンセプトにぴったりです。カレーの日は週に2、3日あるとの事です。
カレーの日の日程は、こちらでご確認くださいませ↓
熊本|古民家カフェ|チーズケーキとコーヒー(@cafe_udo_bus) • Instagram写真と動画
THE1984 Spice&Curry(@the1984.hiro_uk) • Instagram写真と動画
まとめ
Cafe 有働バスのオーナーの井上さんは、もともと医療のお仕事で多忙な日々を送られてきたそう。 沢山の経験を経て、こちらのCafeでは、だれもがゆっくりと、だれにも否定されない癒しの場所であって欲しいと、願ってオープンされております。
そっと置かれたアンティーク品や
歩くとふわっとゆれるカーテンが、懐かしくて、愛おしくて涙が出るような、そんな空間となっております。
「私だけの時間を取り戻す場所」というオーナーの想いが、家の隅々から伝わって来て、
お気に入りのカフェ=帰る場所 のような気分になってゆきます。 お客様がいらっしゃったので、素敵なインテリアは一部しか載せらせませんでしたが、是非行かれてゆっくりと眺められてください。 「いずれはお泊りも出来るような場所にもしたいな」とのお話もあり、今後の展開にも目が離せません。 歴史を重ねて今も輝く古民家「Cafe 有働バス」へ是非。