海難救助の技競う 西浜で全日本選手権
海水浴場の安全を守るライフセーバーたちが救助技術を競う「第50回全日本ライフセービング選手権大会」が12日から14日にかけて、片瀬西浜海岸で開催された。
同大会には、予選会を勝ち抜いた全国各地のチームのほか、海外からも4カ国が参加。62チーム600人以上がエントリーした。
競技は、サーフレースやボードレース、ボードレスキューなど22種目が行われた。
各種目の上位入賞者に与えられる得点の合計で競われ、「西浜サーフライフセービングクラブ」が181点で1位を獲得した。
同海岸に拠点を置く同クラブ。2位に80点以上の大差をつけて実力を発揮した。同クラブのスポーツ推進委員会理事の片平悠理亜メリッサさんは「若手選手の活躍とベテラン選手の頑張りが上手くかみ合って、良い結果が出せた」と話す。
今年は第50回の節目を記念して、エキシビションとしてジュニアのニッパーボードレースやビーチフラッグスも行われ、少年少女ライフセーバーが大人に負けない激しいレースを繰り広げた。
また、会場では水辺の事故ゼロと海辺の美しさと環境を考えるイベント「ふじさわLIFEFEST」も開催され、さまざまなブースで盛り上がった。