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「本牧海づり施設」でのサビキ釣りでサッパ22尾【横浜】周囲ではカマスやクロダイも

TSURINEWS

サッパ(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田 栄)

北東風で少し涼しくなった9月4日(水)、下校後の孫たちを連れて、神奈川・横浜にある本牧海づり施設にサビキ釣りに行ってきた。

本牧海づり施設でサビキ釣り

本牧海づり施設に15時30分に入場すると、帽子が飛ばされそうな強風が正面から吹いていて、海面には白波が立っている。

沖桟橋全体に釣り人はいたが、少しでも風を防げる手前内側の空きスペースに釣り座を構える。

本牧海づり施設周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田 栄)

当日の仕掛け

この時点で釣れている気配がないが、夕マヅメ狙いでサビキ仕掛けを用意。2.4mと3mの胴調子竿に小型両軸リール、ミチイトPEライン1号。

仕掛け上部にコマセ袋を付け、トリックサビキ5号とハモ皮6号サビキ。オモリは15号を使用。

アミコマセを八分目ほど詰め、海底まで下してイトフケを取る。リールハンドルを3回転させてコマセを振出し、さらに2回巻いてアタリを待つ。数回手返しするがまったく反応なし。

16時すぎ、シンボルタワーの信号がOに点滅し、大型クルーズ船ダイヤモンドプリンスの出港を眺める。

大型クルーズ船の出港を見ながら(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田 栄)

サッパをゲット

16時30分、足元の海面に時どき小魚が飛び跳ねているのが見える。こんなときは何か端物に追われている証拠。

すかさずタナを海面下に合わせる。置き竿にしてミチイトを20cmほど手で引っ張って動かし、これを繰り返して誘いをかけるよう指示。

数分後、小学3年の佑くんが「プルプル来た」とリーリングして10cmサッパを上げるが、ハリ外しのとき足元の網目からポチャン。

続けて小学5年の丈くんも「掛かってる」と同級を釣り上げる。沖側でも2点、3点掛けでサッパが釣れていて、これに交じって25cm級サバも姿を見せる。

しかし、群れは小さく、竿下を通過するときにぽつぽつ釣れる程度。相変わらず風は強く、海面はウネっている。

サッパをゲットしてニッコリ(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田 栄)

キジハタにクロダイ好調

ここで、私は釣れたサッパをエサに泳がせ竿を出し、タナ5mでドラグを緩めにして置き竿に。

この釣り場は、朝夕マヅメに良型アジが回遊してくるので、この時間からの入場者もいる。

渡桟橋では、ここ数年で居着いたキジハタが釣れていて、この日も40cm級が顔を出していた。

シケ気味なので、横浜竿でのヘチ釣りクロダイが好調。40~50cm級が新旧護岸を中心に釣れていた。

朝夕マヅメに良型アジが回遊(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田 栄)

本命アジ不発もサッパ土産

17時過ぎ、辺りが暗くなると、サッパは時どき釣れるがアジの気配がない。背後の沖側でタモ取りされたのは、40cmの丸まると太ったカマス。これが小魚を追いかけジャンプさせているようだ。

17時30分に納竿。釣果はサッパ22尾で、酢じめのママカリ用に持ち帰る。日並みがよければ五目釣りをのんびり楽しめるので、これから秋本番に期待できそうだ。

カマスを釣った人も(提供:週刊つりニュース関東版APC・野田 栄)

<週刊つりニュース関東版APC・野田 栄/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年9月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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