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「フライパン」のハンドルにある“ナゾの穴”の正体「知らなかった…!」「意外と重要だったんだ」

saita

「フライパン」のハンドルにある“ナゾの穴”の正体「知らなかった…!」「意外と重要だったんだ」

フライパンのハンドルをよく見ると、小さな穴があいています。じつはこれ、とても重要な役割を果たしていることをご存じでしょうか? ここでは、フライパンのハンドルについている“ナゾの穴”の正体についてご紹介します。

ナゾの穴の正体は?

フライパンのハンドルの裏側には、直径2mmくらいの小さな穴があいています。異なるメーカーのフライパンでも、必ずと言っていいほど見かけるもの。

わが家で愛用している、ニトリで購入した卵焼き用のフライパンや……。

ニトリの小鍋にも……。

同じように小さな穴が!

アサヒ軽金属の大きなフライパンにも、横長の穴があいています。

じつはこの穴、ハンドルに溜まった水や空気を逃がすためのもの。正式には「水抜き穴」と言われています。

ハンドル内は空洞になっているため、洗うときに水が入り込むと溜まりっぱしになり劣化の原因に。それを防ぐために、水抜き用の穴があけられているというわけです。

それとは別に、“加熱による圧力を抜く“という重要な役割も。ハンドル内部が膨張して破損を防ぐために、穴から圧力を逃がしています。
ふだんは気にもとめない小さな穴ですが、フライパンを安全に長く使うために欠かせない存在です。

ステンレスのフライパンには穴がない!

ステンレス製など一部のフライパンには、穴があいていないことがあります。わが家のフライパンにも、本体一体型のステンレスタイプには穴があいていませんでした。
そもそも小さな穴は、水と圧力を逃がすためにつけられているもの。ハンドルの中に空洞がない、本体とハンドルが一体になっているフライパンについては、水と圧力を逃がす穴は必要ないんです。

洗った後は吊るして乾かして

水抜き穴があるフライパンの場合、洗った後になかなか水が抜けきらず、ハンドルからぽたぽたと水が垂れてくることがあります。
その場合は、フライパンを吊るすか、立てて乾かすと水切れがいいです。小さな穴は水が入り込む場合もあるため、洗った後はしっかりと水を抜いて乾かしましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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