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「AnimeJapan 2025」に「羅刹学園」の生徒たちが襲来! 夏アニメ『桃源暗鬼』スペシャルステージレポート

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年7月に放送されるTVアニメ『桃源暗鬼』のステージが3月22日、東京ビッグサイトで行われた「AnimeJapan 2025」ポニーキャニオンブースにて開催!

出演者は一ノ瀬四季役の浦 和希さん、皇后崎 迅役の西山宏太朗さん、手術岾(きりやま)ロクロ役の三浦 魁(かいと)さん、漣 水鶏(くいな)役の愛美さん。

座長の浦さんのテンションの高さと初イベントに臨む三浦さんの緊張感、優しく見守る西山さんと愛美さんという素敵な関係性と、爆笑トーク、そして新情報などたっぷり楽しめたステージの模様をレポート!

 

 

【写真】夏アニメ『桃源暗鬼』ブースステージレポート【アニメジャパン2025】

『桃源暗鬼』声優陣がBARセットにピッタリの黒のシックな衣装で登場

『桃源暗鬼』は『週刊少年チャンピオン』にて連載中の漆原侑来先生の作品で、2024年には舞台化している人気作品。日本の昔話『桃太郎』を題材に、鬼の血を引く者たちと桃太郎の血を引く者たちの争いを描いています。

一ノ瀬四季がある日突然、 「桃太郎機関」 の襲撃を受け、一緒に逃げていた養父から四季が鬼の血を継いでいる事実を知らされます。そして「羅刹学園」教官の無陀野無人に導かれ、鬼の養成学校「羅刹学園」に入学することに。そこで待っていたのは、同級生のツワモノたち。それぞれが過去や理由を持ちながら修行に挑んでいます。果たして四季の運命は? そして「桃太郎機関」の狙いとは?

そんな注目アニメ『桃源暗鬼』のステージが行われるのはポニーキャニオンブース。このブースでのイベントはすべてBARカウンターのセットで、「BAR PONY CANYON」に各作品のゲストが訪れる設定。今回のバーテンダー&進行役は2.5次元舞台や声優などで活躍する澤田拓郎さんがトークを進行していきます。
 
静かにドアを開ける音と共に現れた四季役の浦 和希さんが元気に「こんにちは! こんばんは! おはようございます! 明けましておめでとうございます!」とBARには似合わない陽のオーラでキラキラ。MCの澤田さんも「変なお客さんが来た」と驚いた様子。迅役の西山宏太朗さん、ロクロ役の三浦 魁さん、水鶏役の愛美さんも続々とステージに。4人とも、黒を基調にしたシックな衣装でBARセットに映えます。

 

イベント初体験の三浦さんに、西山さんが音頭をとって「三浦くん」コール!

予約名を聞かれると同じく浦さんが「『桃源暗鬼』です!」と高らかに名乗ります。一人ずつのごあいさつもテンション高めの浦さんと、落ち着いた感じの西山さん、三浦さん、愛美さんのギャップがおもしろい。なお三浦さんはイベント出演自体が初めてで想像以上のお客さんの多さに足がガクガク震えていると言いながらも「意地でも楽しみます!」。西山さんからお客さんに「三浦くん」コールをお願いすると、お客さんからの大きな「三浦く~ん!」の声に続いて、手を四方に振りながら嬉しそうにほほ笑む三浦さんが初々しいです。

MCから『桃源暗鬼』のアニメとしても初めてのイベントと言われて、愛美さんは「確かにそうだ!」と意外な様子。浦さんも「収録でいつも会っているからそういう感覚が薄れてますけど」と同意。

そして本格的なトークを始める前に「BAR PONY CANYON」ではおなじみになった「エア乾杯」をすることに。『桃源暗鬼』メンバーを代表として浦さんが手でグラスを掲げるようにしながら(フレミングの法則の右手版みたいに)「杯を掲げろ~! みんな~! かんぱ~い!」と叫ぶと西山さん、三浦さん、愛美さん、そしてお客さんも一緒にエア乾杯。心のグラスでカンパイ! お客さんも腕を掲げて、メンバー同士も「どうも、どうも」とグラスをコツンとするような仕草をしていました。

 

それぞれ自身が演じるキャラクターを紹介!

4人がイスに座って落ち着いたところで、まずMCから『桃源暗鬼』について紹介した後、それぞれのキャストが演じるキャラクターを自ら紹介。

浦さんが演じる四季については「すごく悪そうで、バカっぽい顔をしていますがバカです(笑)。鬼の血を継ぐ主人公です。最初は普通の人間として育てられていましたが、桃太郎機関の襲撃を受けたことで自分が鬼ということを知ります。そして鬼の養成学校の羅刹学園に入学して、いろいろな仲間たちと出会い、ドンパチしていきます」。

西山さんが演じる迅は「羅刹学園で四季と同級生で、クールで表情を変えないポーカーフェイスなところがあり、マスクをしているのでどんなことを考えているのかわかりにくいですけど、根底には熱いものを持っています。彼がなぜこんなに傷だらけなのかはアニメを観進めていくことでわかっていただけると思います」。

三浦さんが演じるロクロは「四季のクラスメイトで、ものすごく不安症の持ち主です。とても臆病でネガティブな性格をしていますが、かわいかったり、カッコよかったりするシーンもありますので、そういう部分をアニメでたくさん観ていただけたら」。

愛美さんが演じる水鶏は「“尽くしすぎる女”これに尽きます。主にロクロに対してですが、異常なまでの愛を降り注ぐ、ちょっと変わった子です」と話すと「ちょっとどころじゃないですよ!」と突っ込む浦さん。愛美さんが「本当にダメ男が好きなので、もしかしたら共感してくれる方もいるかもしれませんね」と話すと会場からうなずく人を見つけて「皆さん、ダメ男は好きですか?」と問いかけます。でも今度はちょっとうなずきづらそうで、「わかる、わかる!」と言っているように微笑む愛美さん。

 

 
4人が演じるキャラクター以外の羅刹学園関係のキャラもご紹介。その中でも浦さんが注目キャラとして紹介したのが神谷浩史さん演じる無陀野無人(むだのないと)。「名前の通りにムダが嫌いな厳しい先生なので、ある意味、四季にとっての天敵のような存在です」。

 

PV第二弾初公開で放送枠や追加キャストなど次々明らかに!

ここでPV第二弾を初公開! 映像を観終わった浦さんは「カッコいい!」と叫び、西山さん、三浦さん、愛美さんも嬉しそうに拍手。

映像の中でOP主題歌のTHE ORAL CIGARETTESのロックナンバー「OVERNIGHT」が流れ、放送されるのが日本テレビ系のアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」(全国30局ネット)で金曜よる11時から放送されることも明らかになりました。「すごい! 『金曜ロードショー』の後ですよ!」(浦さん)、「みんな、観るね」(愛美さん)。「絵もめちゃめちゃきれいでしたね」(西山さん)。

さらに新キャラクターの花魁坂京夜役を木村良平さんも発表された瞬間、「良平さ~ん!」と叫んだ浦さんは「鬼機関の援護部隊総隊長ですが、どんな形で絡んでくるのかはアニメで観てください。また生徒が多い中で大人枠としてどんな働きをするのかも楽しみにしてください」とコメント。羅刹学園メンバーが勢ぞろいしている新キービジュアルも披露されました。

 

 

ラベルトークでは明らかになった浦さんの声の大きさの理由

続いての「ラベルトークコーナー」は文字通り、BARカウンターの後ろにあるお酒のビンを取り出して、ビンに貼ってあるラベルに書かれたテーマでトークします。

まずBARに似合うという理由で代表者になった西山さんが手にしたビンのラベルに書いてあったのは「『桃源暗鬼』アフレコあるある」。

西山さんが「浦くんの声がデカい」と話すと、「私も同じことを言おうと思った」と賛同する愛美さんは「収録が止まってからもずっと」。「あいさつだけではなくて、休憩時間もすべて浦くんが会話をまわしてくれています」という西山さんの発言に「その時にしゃべりたいことがたくさんあるんです。今、ハマっているドラマの話とかを話しかけたり」と浦さん。
 

西山さんが話題の中で印象に残っているのが、キャストがお互いに何かしらの動物をあてがって、飼わせようとしたことが初期にあったそう。「僕は白いふくろうを飼わされそうになって。大福か牛乳という名前まで決められて」(浦さん)、「そんな感じでにぎやかにやってます」(西山さん)。

 

 
また三浦さんにとって初めてのアニメレギュラーということでどう感じたかと尋ねられると「ロクロ以上に顔色が悪い状態で初収録に行きましたが、それでも初回から皆さん、仲良く接してくださって、温かくてフレンドリーな現場だなと思いましたし、ありがたかったです」。その発言を聞いた愛美さんは「嬉しい」。そんな三浦さんの姿を見た西山さんは「緊張しながらもマイク前に立つ姿がロクロそのものでした」と思ったそう。

MCの「皆さん、仲の良いチームなのがわかりました」の発言に、浦さんは胸を張って「僕たちは仲良しです!」、すぐに「急にウソっぽい」と突っ込む三浦さん。このコンビネーションからも良好な様子がわかりました。

愛美さんの笑顔の理由に、揺れる『桃源暗鬼』メンバー!?

次は愛美さんがラベルを選びにBARカウンターへ。カウンターに立つ姿や表情を見た浦さんから「先輩たち、似合いますね」と言われて、まるでスタジオで撮影されているかのような大人っぽい目線とポーズを次々にキメる愛美さん。浦さんから「BAR愛美が始まっちゃう!」、西山さんからも「MVみたい」と言われるもすぐに笑ってしまうおちゃめさも。

そんな愛美さんが選んだのは「共演者に聞きたいこと」。愛美さんは三浦さんに聞きたいことがあったそうで、「アフレコ現場で浦くんのボケに延々とツッコミを入れているけど、そのツッコミ技術はどこで手に入れたの?」。それを聞いた三浦さんはすかさず「学んでません!」と電光石火のツッコミ。

「この現場はツッコミ担当が少なくて、ボケたがりが多くて。その筆頭が浦さんです」と三浦さんから名指しされた浦さんは「いやいや! どちらかといえばツッコミ担当だよ。(矢颪[やおろし]役の)坂田(将吾)くんがボケているイメージがある」と否定。ちなみに三浦さんの学生時代は「ボケるとすべるからツッコミにまわることが多かった」とのことでした。「その気持ちわかるわ~!」と同意する浦さん、「でも三浦くんのツッコミに我々は助けられていますからありがたいです」と西山さんはほめていました。

他のキャストに聞きたいことはありますかとMCが4人に尋ねると、「何でも聞いて~!」と大人っぽく言う愛美さんに、「愛美さん限定ですか?」と浦さんがツッコミ。ボケ役を超えるボケ役は愛美さん? 浦さんが「愛美さんはいつも笑顔ですが、なぜそんなに笑顔でいられるんですか? 僕ら男性陣がしょうもない話をしていてもいつもニコニコしていて聞いてくれたり、相づちを打ってくださって」と言うとうなずく西山さんと三浦さん。

 

 
それに対して愛美さんは「私、顔が笑い顔なの。口角が自然に上がっちゃうの。逆に真顔ができなくて。」と説明。すると浦さんは驚いた表情になって「じゃあウソ笑顔ということですか!? 愛美さんが笑ってくれるから楽しんでくれているのかなと思っていたけど、それもウソということですか?」と追加質問。「その可能性もあるかも」と微笑みながら答える愛美さんに、「急に怖くなってきた。実は僕たちあんまり仲良しじゃないのかも」とガッカリ状態の浦さん。「いや、仲良しだと思っているよ。ランチ誘ってくれるもんね」と説明する愛美さんに、表情が明るくなった浦さんは「『桃源暗鬼』あるあるですね!」、西山さんも「結構、スタジオ近くは開拓したもんね」。「神谷さんも誘ったら来てくれるし。ラーメンも食べに行きました」とすっかり笑顔に戻った浦さん。不穏な空気が一時漂いましたが『桃源暗鬼』の収録現場は平和を取り戻せたようです。

 

ポニーキャニオン作品チーム対抗のダーツ大会で好成績を記録!

次は「ステージ対抗ダーツ対決」。「BAR PONY CANYON」に登場したそれぞれの作品チームがダーツに挑戦し、優勝したチームには作品名のラベルが貼られたドンペリニヨンをプレゼント。高級酒だけに4人ともやる気満々。

ここまでの最高点は56点で、3人合計なので、可能性は大いにありそう。代表の3人をジャンケンで決めるつもりの浦さんは問答無用で、挑戦者に指名。納得いかなそうの浦さんをおいて、3人でジャンケンした結果、西山さん、三浦さん、浦さんの男性3人が挑戦者になりました。

一投目の西山さんが30点、二投目の三浦さんが33点で早くも記録更新。それで最後の浦さんは18点で、全員ハイタッチ。トータル81点で、西山さんの事務所、81プロデュースと同じだという盛り上がりも。2日間のトータルでも無事に首位を守り切りました。

 

 
原作や放送情報の後、舞台、アニメに続くプロジェクト第三弾としてスマホゲームが制作決定されること、その開発中の映像も公開されました。戦闘中のアニメのように流れる動きや迫力に観終わった愛美さんは「すご~い!」、浦さんも「めっちゃカッコよかった!」。アクション性に優れたRPGゲームで、2025年中にサービス開始予定のとのことです。そして新たにインスタグラムのアカウントも開設されたこともお知らせ。『桃源暗鬼』プロジェクトの足音が少しずつ大きくなっているのを感じました。

早くのこの熱量を届けたい。この熱を保ったまま楽しみに待っていてください!

最後はキャストの4人からメッセージ。「アニメの放送枠やゲーム化など今後の展開が発表されましたがワクワクしてもらって構いません! 僕も少しお聞きしましたが最高です。楽しみに待っていてください」(浦さん)。

 

 
「『桃源暗鬼』の収録現場はみんな熱い想いで、力を合わせてアフレコしています。その熱量が早く皆さんに届いてほしいなという気持ち(胸のあたりを何度もこするような仕草で)が今日改めて強くなりました。これからも『桃源暗鬼』の展開にご期待ください」(西山さん)。

「こういうステージは初めてでしたが、皆さんのおかげで楽しむことができました。ありがとうございました! 今日のこの熱を7月まで保ってアニメを楽しみにしていてください」(三浦さん)。

「嬉しいお知らせができて、私も嬉しいです。放送される7月まであっという間だと思うので、楽しみに待っていてほしいです。原作を読まれていない方はアニメが始まるまで読んでおいてください。放送が始まるのを私も楽しみにしています」(愛美さん)。

四季の運命と羅刹学園の同級生のドラマ、キャスト陣の熱量の高さを感じさせてくれました。前代未聞の鬼と桃太郎の対決に乞うご期待!

 

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