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色とりどりのバラが咲き誇る与野公園で「ばらまつり2025」が5月10・11日に開催。展望デッキからの眺めも楽しもう!

さんたつ

バラ寄り画像

春バラの見頃に合わせ、埼玉県さいたま市中央区の与野公園で「ばらまつり2025」が2025年5月10日(土)・11日(日)に行われる。赤、ピンク、黄色、白と色とりどりに咲く美しいバラの花々を楽しめるほか、ステージイベントや模擬店などの催しも。埼玉県が誇るバラの名所へ足を運んでみては。

ご当地バラを含め約200種類が咲き誇る

明治10年(1877)に開園し、140年以上の歴史を誇る与野公園。園内にバラ園がオープンしたのは1977年のことで、当時の与野市長が公園の中に憩いの場をつくろうと発案した。その3年後の1980年5月、バラ園を市民に知ってもらう機会として「ばらまつり」を開催。毎年5月になると約200種、約3000株のバラが一斉に咲き、辺り一面の華やかな香りをただよわせる。

バラ園は25ブロックに分かれ、さまざまな品種が楽しめる。おすすめのバラについてさいたま観光国際協会の関根さんに聞いてみたところ、「地域性があるのは『浦和レッドダイヤモンズ』(愛称レッズローズ)。サッカーチームの名前を冠したバラで、チームカラーの赤が特徴です。また、バラを育てている中央区バラサポーターの方々が太鼓判を押すのは『ダブルディライト』。ピーチやアップルのようなフルーティーな香りとクリーム色に赤の覆輪(ふくりん)の色合いがすてきです」。

ほかにもバラ園の開園当初からある『プリンセスミチコ』もぜひともひと目見ておきたいところ。上皇后美智子様がかつてイギリスから献呈された品種で、気品のあるオレンジ色が目を引く。また、全国各地のご当地バラを集めたブロックもあるので、事前にホームページに掲載されている「ばらまつり2025」のパンフレットをチェックして出かけよう。

南側広場が新たにオープン!

両日、広い園内ではステージイベントや模擬店、キッチンカー(11日のみ)、バラのガイドツアーなどさまざまな催しが行われる。ガイドツアーでは中央区バラサポーターによる案内で園内を散策し、実際にバラの近くまで顔を近づけて香りを楽しめる。「バラは朝香りが一番強いので、午前中の早いうちに来ていただけるとより楽しめますよ。自宅でバラを育てている方はお手入れの仕方など実用的なことも聞けるのがポイントです」と関根さん。10日は10時~、12時~、14時~、11日は10時~、12時~の全5回(各回約1時間、予約不要、雨天中止)。

毎年人気のバラ園ガイドツアー。バラについて教えてもらいながら観賞できる。

さらにこの4月に、バラ園の南に位置する南側広場がリニューアルオープン。展望デッキも設置され、バラ園を上から見渡すことができる。「南側広場にはベーカリーカフェ『PARC de VAGUE(パルクドゥベーグ)』や子供たちが遊べる遊具もできて、公園が生まれ変わりました。ぜひ季節のバラとともに公園自体も楽しんでいただければ」と関根さん。新緑が広がる爽やかな園内で美しいバラを堪能して、のんびりと一日を過ごそう。

大輪のバラが咲き誇り、甘い香りに包まれるバラ園。

開催概要

「ばらまつり2025」

開催期間:2025年5月10日(土)・11日(日)
開催時間:10:00~16:00
会場:与野公園(埼玉県さいたま市中央区本町西1)
アクセス:JR埼京線与野本町駅から徒歩15分

【問い合わせ先】
ハローダイヤル(5月12日まで、9~20時、期間中無休)☎050-5541-8600
URL:https://visitsaitamacity.jp/events/13

取材・文=香取麻衣子 ※画像は主催者提供

香取麻衣子
ライター
1980年生まれ。『散歩の達人』編集部でのアルバイト経験を経て、2010年からライターとしての活動を開始。あだ名はかとりーぬ。『散歩の達人』では祭り&イベントのページを長らく担当。青春18きっぷ旅や山歩きなどのんびりと気ままにお出かけするのが好き。あとビールや美術館めぐりも大好物。

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