『オーシャンズ14』ブラッド・ピット&クルーニーが復帰か? ─ 『西部戦線異状なし』精悦監督参加の可能性
ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、マット・デイモンらハリウッドスターが豪華共演を果たした『オーシャンズ』シリーズ。かねてから浮上していた続編にピット&クルーニーが復帰し、『西部戦線異状なし』(2022)のエドワード・ベルガーが監督として参加する可能性を、米が報じている。
スティーブン・ソダーバーグ監督が率いてきた『オーシャンズ』シリーズは、2001年に第1作『オーシャンズ11』、2004年に第2作『オーシャンズ12』、2007年に第3作『オーシャンズ13』が公開。11年後の2018年には、ジョージ・クルーニーが演じたダニーの妹デビーを主人公に描く『オーシャンズ8』がデビューしたが、シリーズから独立したスピンオフ的な位置づけとなっている。
ワーナー・ブラザースとスモークハウスが製作したシリーズの次作に勢いがついている模様で、情報筋によると、スタジオはピット&クルーニー、ベルガーに声をかけているという。ベルガーが監督に就任した場合、メインシリーズでソダーバーグ不在の初めての作品となる。
ドイツ出身のベルガーは、アカデミー賞作品賞をはじめ4部門に輝いた『西部戦線異状なし』で、注目監督の最前線に躍り出た精悦。これまでに『ぼくらの家路』(2013)、犯罪サスペンスドラマ「Your Honor/追い詰められた判事」(2021-2023)などを手がけ、テルライド映画祭でプレミア上映された監督作『Conclave(原題)』は絶賛され、早くもアカデミー賞候補の呼び声が高い作品だ。
以前にクルーニーは、『オーシャンズ』シリーズの続編にあたる新作映画の脚本が存在するが、「『ジーサンズ はじめての強盗』みたいなアイデア」であるため、『オーシャンズ14』とは呼べないかもしれないといた。
クルーニーが言及した作品と、ベルガーの参戦が期待されている次作が同一なのかどうかは不明。とりあえず続報を待ちたい。
なお、ブラッド・ピット&ジョージ・クルーニーは、2024年9月27日よりApple TV+にて配信開始の『ウルフズ』で再共演する。
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