プロ野球公式記録員がワイルドピッチかパスボールを判断する時の見極め方とは!?【スコアのつけ方/NPB監修】
ワイルドピッチとパスボール
投球をキャッチャーが捕球できずに、逸らす間にランナーが進塁することがある。このとき、スコアラーは投球の質を判断しなければならない。
投球が悪かったら、ワイルドピッチ。キャッチャーが捕球ミスをしたのなら、パスボールとなる。またピッチャーの不正な投球動作は、ボークという。
こちらは審判の判断なので、起きたときに適切に記入すればいい。
ワイルドピッチは「WP」と書く
ワイルドピッチ(暴投)は、Wild Pitchの頭文字で「WP」。ワンバウンドするような投球ならこちら。
パスボールは「PB」と書く
パスボール(捕逸)は、Passed Ball「PB」。投球は問題ないときはこちら。
ボークは「BK」で投球の不正
投球動作の不正をボークと呼ぶ。ランナーがいれば、1個の進塁が与えられる。
【出典】『少年野球 スコアのつけ方』監修:一般社団法人 日本野球機構(NPB)