郡山で貴重なハード系とイートインスペースがあるお店【オ・パヌトン】(福島県・郡山市)
福島県郡山市のパンと言えば、食パンの上にミルククリームを塗ったパン「クリームボックス」が有名で、郡山のソウルフードとなっており、市内のパン屋さんには良く見かけます。
ところが郡山でハード系のパンを探すとなかなか見つからず、チェーン店で少し見かけるくらいです。そんな中で、この「オ・パヌトン」さんは本格的ハード系パンが数種類ある、郡山では貴重なパン屋さんです。
店名の「オ・パヌトン」は、フランス語でフランスパンなどのハード系のパン生地を発酵のため入れる「寝かし籠」のことだそうです。生地の発酵への拘りが窺える店名です。
お店は郡山駅から福島交通のバスで25分ほど乗り、バス停「鳴神(なるがみ)」で下車して徒歩5分くらいの場所にあります。
店主の早津さんは「ビゴの店」で修業の後1987年にお店をオープンされている(その後店名を変更して移転)ので、今年で創業38年となります。オ・パヌトンさんのハード系パンはビゴの店譲りだったのです。
パンのラインナップはハード系から食パン、菓子パンまでオールラウンドです。
先ず向かったのはハード系パンコーナー。赤ワイン入りのカンパーニュ「ヴァン・ルージュ」やドライフルーツ入りの「フルーツ・カンパーニュ」など本格的なハード系が揃っています。
食パンは国産小麦使用の角食とイギリスパンがありました。
デニッシュなどヴィエノワズリ系も充実しています。クロワッサンは、グラスフェットバター(牧草だけを食べて育った牛のミルクから作られたバター)使用とのことです。
お店の奥に広めのイートインスペースがあるのも嬉しいですね。
店内のインテリアもお洒落で、エッフェル塔が描かれた時計が印象的でした。
【購入したパン】
*フルーツカンパーニュ(画像左)
細長いタイプのカンパーニュにドライフルーツとクルミがぎっしり。比較的硬めのカンパーニュ生地が嬉しいです。
*カンパーニュ・ヴァンルージュ(画像右)
赤ワインがほんのり香る、大人の味わいのカンパーニュです。
*おぐらミルク食パン
小豆の甘さとミルクとの相性がいい、比較的ソフトな食パンです。
*プレーンベーグル
しっかり硬めのベーグルで、シンプルながら小麦の味を楽しめました。
郡山の郊外で、ハード系パンが購入できる貴重なパン屋さんです。
SHOP INFORMATION
【店名】オ・パヌトン
【住所】福島県郡山市大槻町北八耕地11-1
【電話番号】024-952-7147
【営業時間】09:00~18:00
【定休日】火
※写真の商品の種類、価格は、2025年5月現在の情報となります。
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗もしくはSNSなどでご確認ください。