沖縄でも珍しい伝統製法の麺で楽しむ栄養満点の沖縄そば「木灰そば とらや」(那覇市)
那覇空港から車で10分、モノレールの小禄駅から徒歩10分のところにある「木灰そば とらや」。伝統的な製法で丁寧に作られた麺を使用した、絶品木灰そばが食べられるお店です。 沖縄も寒くなってきたので、温かい沖縄そばを堪能してきましたよ!
そもそも木灰そばとは?
店名にもある「木灰そば」。聞いたことがなかったので調べてみました。 木灰とは、がじゅまるなどの木を燃やして作られた灰を水に浸し、そこから出た上澄み液のこと。「モクハイ」と読んだり、ウチナーグチ(沖縄の言葉)で「モッカイ」といったりします。 沖縄そばの麺は通常、小麦粉と塩水、かん水(中華麺などの製造に使うアルカリ塩水溶液)を使用して作りますが、かん水の代わりにそば粉のつなぎとして木灰を使用するのが、「木灰そば」です。昭和30年ごろまでは木灰を使って作られた沖縄そばが主流でしたが、手間がかかるので、現在木灰そばを提供しているお店は珍しいそうです。 木灰にはカルシウムやカリウム、ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれており、栄養満点ですよ!
観光にもおすすめ!「木灰そば とらや」の立地と店内
「木灰そば とらや」は空港から近い立地のため、沖縄についてからすぐに観光気分を盛り上げたい方にもおすすめです。専用駐車場もありますが、モノレールの赤嶺駅から歩いていける距離なのもポイント。 店内はカウンター席と畳の座敷席があります。子ども連れの方もゆったり座れるので、あんしんですよ!
リーズナブルにいただける!「木灰そば とらや」のメニュー
注文は、券売機で購入するスタイルです。定番の沖縄そばや本ソーキそばはサイズが大中小あり、食欲に合わせて選べます! 価格もリーズナブルで、ごはんとセットにしても1000円以内でいただけるので、仕事合間の食事などにも気軽に利用できそうです。
席についたら、食券を店員さんに渡して麺の種類を選びます。中細麺と平麺があり、悩みましたが、今日はおすすめの中細麺を選びました。
こしのある麺の食感がおいしい!「木灰そば とらや」の沖縄そば
◇「沖縄そば 中 670円(税込)」
透明なスープと白い麺が美しい「木灰そば とらや」の沖縄そば。 かん水を使った普通の麺は少し黄色いイメージですが、木灰そばは薄く色づいた麺になるのも特徴です。 ツルツルで少しもちっとした麺がすごくおいしい!三枚肉の味付けも絶品です。
透きとおったあっさりめのスープとの相性もよく、さらりと食べ切ってしまいます。 こってりスープだと身体が重くて動けなくなってしまう私にとっては、この軽さはすごくうれしい!あっさり好きさんにおすすめです。
種類豊富!満足感たっぷりのごはんサイドメニュー
◇「ひじきのせごはん 150円(税込)」
サイドメニューの「ひじきのせごはん」。150円でこのボリュームは驚きです。 食感がほどよく残るひじきはごはんとの相性抜群!ぜひ食べてもらいたいおいしさなので、食の細い方はそばを小サイズにして「ひじきのせごはん」を追加するのもおすすめです。 ほかにも「きんぴらのせごはん 280円(税込)」や「にんじんしりしりのせごはん 250円(税込)」「じゅぅしぃ 100円(税込)」など、魅力的なラインナップで種類も豊富なごはんメニューが、リーズナブルなお値段でいただけます。
素敵なやちむんも「木灰そば とらや」の魅力!
「木灰そば とらや」の魅力はおいしい食事だけではありません。 提供される器はどれも沖縄のやちむん。器が美しいと、食事のおいしさも格段に上がります。
店内を見渡すと、れんげや箸を入れる容器や窓際の植物の鉢にも素敵なやちむんが使われています。端々に見えるこだわりが素敵です。 ていねいに作られた木灰そばを存分に堪能できる「木灰そば とらや」。観光にも、地元の方のお昼ごはんにもおすすめです!ぜひお試しください!
木炭そば とらや住所
〒901−0154 沖縄県那覇市赤嶺1−5−14 金城ビル1F
電話番号
098−858−2077
営業時間
11時〜16時30分
定休日
火曜日
駐車場
あり
クレジットカード・電子マネーの利用
不可